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4月5日から3日間に渡り男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ ワールドグループ準々決勝が行われる。カナダのバンクーバーでは、カナダ対イタリアが対戦する。カナダ代表監督のマルティン・ロウレンドー氏は、イタリアのF・フォニュイーニ(イタリア)のテニスを警戒している。
カナダは、エースのM・ラオニチ(カナダ)とF・ダンチェビッチ(カナダ)、イタリアはフォニュイーニとA・セッピ(イタリア)をシングルス要員として起用する。
カナダ代表監督のロウレンドー氏は「彼(フォニュイーニ)のプレーを見ていて、本当に才能に溢れている事に気付いたんだ。彼が本来の力を出したら、誰にだって6-1とかでセットを奪える実力があるはず。でも、彼も6-1や6-0でセットを失う事だってある。本当に素晴らしい選手だし、国を代表するこの戦いには、恐らくベストのプレーをしてくるだろう。」と、語った。
カナダとイタリアの出場選手は、以下の通り。
【カナダ】
M・ラオニチ、F・ダンチェビッチ、V・ポスピシル(カナダ)、D・ネスター(カナダ)
【イタリア】
A・セッピ、F・フォニュイーニ、P・ロレンジ(イタリア)、S・ボレッリ(イタリア)
一方、前年度チャンピオンのチェコ共和国は、カザフスタンと対戦する。この準々決勝はチェコ共和国が優勢だと思われたが、エースで世界ランク6位のT・ベルディフ(チェコ共和国)が右肩の怪我を理由に欠場を表明したため、勝敗の行方は混沌としてきた。
昨年チェコ共和国を優勝へ導いたのは、ベルディフとチェコ共和国ナンバー2のR・シュティエパネック(チェコ共和国)だが、シュティエパネックは1月に首の手術を受け2ヶ月間の治療の末、このデビスカップで復帰を果たす。しかし、監督であるチェコ共和国のヤロシュラヴ・ナブラチル氏は、シュティエパネックをダブルスでのみの起用と語った。
カザフスタンは、エースのM・ククシュキン(カザフスタン)が昨年終盤に受けた2度の臀部の手術から復帰途中におり、現在は156位へとランキングを下げているものの、昨年は自己最高位の49位を記録した実力者。チェコ共和国の2連覇を阻止する事が出来るかに注目が集まる。
チェコ共和国とカザフスタンの出場選手は、以下の通り。
【チェコ共和国】
R・シュティエパネック、L・ロソル(チェコ共和国)、J・ハイェク(チェコ共和国)、I・ミナール(チェコ共和国)
【カザフスタン】
M・ククシュキン、E・コロレフ(カザフスタン)、A・ゴルベフ(カザフスタン)、Y・シューキン(カザフスタン)
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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