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女子テニスツアーのソニー・オープン女子(アメリカ/マイアミ、ハード)は26日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードのM・シャラポワ(ロシア)が第8シードのS・エラーニ(イタリア)を7-5, 7-5のストレートで下し、ベスト4進出を決めた。世界ランク2位のシャラポワは、今大会で優勝を飾った事がなく、今年は初優勝を狙う。
今年のBNPパリバ・オープン女子でツアー通算28勝目の優勝を飾ったシャラポワは、今大会で優勝すると2大会連続優勝となる。BNPパリバ・オープン女子とソニー・オープン女子の2大会連続優勝をしているのは、過去にS・グラフ(ドイツ)とK・クレイステルス(ベルギー)のみとなっている。もしシャラポワが優勝すると3人目となる。
シャラポワとエラーニはBNPパリバ・オープン女子でも対戦し、その時もシャラポワが勝利した。
この試合、シャラポワは14本ものダブルフォルトを犯しエラーニに4度のブレークを許すも、それを上回る6度のブレークに成功し、2時間29分で勝利した。
試合前、シャラポワはエラーニについて「サラ(エラーニ)は、今のツアーの中でも最も安定したプレーをする選手の1人。そして、どんな大会でも必ず上位へ進んでくる。とても良いプレーをしていて、ハードコートでも自信に溢れているように感じたの。きっと、また厳しい試合になるはず。」と、コメントしていた。
シャラポワは準決勝で、第15シードのR・ビンチ(イタリア)を下した元世界ランク1位で第22シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)と対戦する。ヤンコビッチは、2008年の今大会で決勝進出を果たしており、その時はS・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れるも準優勝を飾っている。
シャラポワに敗れたエラーニは、元世界5位のD・ハンチュコバ(スロバキア)、S・ハレプ(ルーマニア)、第12シードのA・イバノビッチ(セルビア)に勝利し、4回戦進出を決めていた。
《ソニー・オープン男女シングルス対戦表》
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