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男子テニスツアーのマスターズ大会であるソニー・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は、シングルス準々決勝が行われ、第3シードのD・フェレール(スペイン)が元世界ランク8位のJ・メルツァー(オーストリア)を4-6, 6-3, 6-0の逆転で下し、2005・2006年以来となる今大会3度目のベスト4進出を果たした。世界ランク5位のフェレールは、4回戦で第13シードの錦織圭(日本)にストレートで勝利していた。
この試合、フェレールは第1セットを落とすも、試合を通して11本ものダブルフォルトを犯すメルツァーから7度のブレークに成功し、1時間55分で勝利した。
昨シーズン7大会で優勝したフェレールは、R・フェデラー(スイス)の6勝を上回る2012年最多となる7つのタイトルを獲得した。
今年フェレールは、ハイネケン・オープンで大会3連覇を達成、クラロ杯では大会2連覇を果たし、全豪オープンではN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるもベスト4進出。さらに世界ランキングでは、R・ナダル(スペイン)を抜き4位を記録するなど好調を維持していたが、BNPパリバ・オープン男子では第4シードで出場するも、2回戦でK・アンダーソン(南アフリカ)に敗れる波乱に見舞われ、世界ランクは5位に転落した。
フェレールは、今大会について「この大会でプレーするのが好きなんだ。」と、大会との相性の良さをコメントしていた。
フェレールは準決勝で、第11シードのG・シモン(フランス)と第15シードのT・ハース(ドイツ)の勝者と対戦する。元世界ランク2位のハースは、4回戦で第1シードで大会3連覇を狙っていたジョコビッチをストレートで下す金星をあげている。
敗れた31歳のメルツァーは、今年のPBZザグレブ・インドアで準優勝を飾り、ダラス・テニス・クラシックでは単複で優勝を果たした。また、2010年の全仏オープンでメルツァーは、フェレールやジョコビッチなどを破り、ベスト4へ進出した経験を持つ。さらに2011年のモンテカルロ・マスターズではフェデラーを下すなどの活躍もしていた。
《ソニー・オープン男女シングルス対戦表》
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