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女子テニスツアーのソニー・オープン女子(アメリカ/マイアミ、ハード)は大会2日目の20日、世界ランクで1位への返り咲きを果たし、第1シードでエントリーしているS・ウィリアムズ(アメリカ)が大会会場でのインタビューに答えた。
2月18日発表の世界ランキングで、31歳にして世界ランク1位になったセリーナは、同1位の最年長記録を更新した。
セリーナは「特に(怪我や病気など)色々な事があった後に、こうしてまた世界の頂点に立てた事は、本当に気分の良いもの。多くを求めず、ただただ練習とトレーニングに励んだ結果だからね。」と、頂点に返り咲いた気持ちを語っていた。
今大会でセリーナは、過去5度の優勝を飾っているが、最多優勝の6回目の優勝について問われ「ただ目の前の試合に集中するだけ。初戦から最後の試合までね。どの選手も恐れてはいないわ。恐れるという言葉は使いたくない。それでも、どの選手にも注意はしていると言った方が良いわね。」と、コメント。
風が強いこの大会については「調整するのは難しいわ。ここは本当に風が強いからね。でも幸運な事に、この一週間は本当に良い練習が出来ているの。先週はボールが打てないほどの強風の日もあったからね。それでも、全体的には試合へ向けて良い調整が出来ている。」とセリーナは、状態の良さを語った。
怪我からの復活を果たす事へのモチベーションについて、セリーナは「テニスが大好きなの。センターコートに立つのが大好きだし、大会の最後にトロフィーを掲げる事が大好き。それが常に目標。悪い状況だったり怪我をしたりすると、その事を思って復帰を目指すし、復帰すると更に良いプレーが出来ている。」と、テニスと勝利への強い思いがある事を明かした。
また今大会の出場について、セリーナは「最高よ。自分にとって、地元大会のようなもの。近くに住んでいるし、過去にも良い成績を残せている。この大会でコートに立つと、常に多くの良い思い出があるから。」と、コメントした。
最後に「もっと上手くなりたい事は?」と聞かれたセリーナは「もっと歌が上手くなりたの。もっと歌が上手かったら、スターになれるのにって。でも、そんなに上手じゃないの。音痴なわけではないけど、上手いと言えるレベルじゃないわね。とってもカラオケが好きだし。それくらいかしら。」と、カラオケ好きな一面もみせていた。
今大会シード選手は1回戦が免除されているため、2回戦から登場するセリーナは、手首の手術から復帰している元世界ランク10位のF・ペネッタ(イタリア)と対戦する。
《ソニー・オープン男女シングルス対戦表》
今大会の優勝賞金は、シングルス72万4000ドル、ダブルス24万5000ドル。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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