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ウォズニアキが崖っぷちから1ポイント差の勝利つかむ◇BNPパリバ・オープン女子

女子テニスツアーのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/カリフォルニア州インディアンウェルズ、ハード)は15日、シングルス準決勝2試合が行われ、第8シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が第4シードのA・ケルバー(ドイツ)を2-6, 6-4, 7-5の逆転で下し、タイトルを獲得した2011年以来となる今大会での決勝進出を果たした。

この日最初に主導権を奪ったのはケルバーで、第1セット得意の早いペースでの打ち合いからウィナーを量産。試合開始から4ゲームを連取し4-0とリードする。ペースを掴みたいウォズニアキも得意の粘り強いストロークで2ゲームを返すが、ケルバーの勢いを止めることができず、第1セットはケルバーが6-2で先取する。

第2セットに入ってもケルバーが先にウォズニアキのサービスゲームを破り2-0とリードするが、崖っぷちに立たされたウォズニアキが反撃に出る。ムーンボールやドロップショットで徐々にケルバーの調子を崩すと、この後の13ゲームのうち10ゲームを奪ったウォズニアキが6-4で第2セットを奪い返す。

そしてファイナルセットとなった第3セット、ウォズニアキは勢いそのままに4-1とリードを奪う。しかし、ケルバーもここから世界ランク6位の意地を見せ、5-5に追いつくが、最後は疲れの見えるケルバーからウォズニアキが2ゲームを連取し、2時間31分におよぶ試合に逆転で勝利した。

この試合のポイント数は101対100でわずか1ポイント差でウォズニアキが上回った。

「今日はゲームプランを持って試合に臨んだの。試合をしていくうちに行っていることは間違ってないと思えるようになったわ。ただ、序盤は少し私がミスを犯していただけなの。」とウォズニアキ。

「もし私がハードヒットでポイントを取りにいったら、彼女(ケルバー)はさらに良いカウンターを返してきたと思うの。だから私は冷静にラリーを続けるようにしたわ。もちろん、ただ単にベースラインでの打ち合いを続けるだけでなく、色々と混ぜることが必要なの。彼女のバックに高いボールを送ったり、タイミングを待って攻めることもね。」と、ウォズニアキは試合巧者の試合感を語る。

ウォズニアキは2010年と2011年に本大会で決勝に進出し、2011年にはタイトルを獲得しており、今大会で好成績を残していることについても、「私は本当にこの大会を楽しんでいるから、それが試合にも出ているのかもしれないわね。ここのサーフェスは少し遅めだから、それも私に合っているしね。お客さんも素晴らしいし、天候も少し肌寒いけど、テニスをするには良いしね。まるで自分の家でテニスをする感じでプレーすることができているのよ。」と大会の印象を語っている。

ウォズニアキはこれまでツアー20勝をあげているが、グランドスラムではまだタイトルを獲得しておらず、今大会と同じプレミア大会でのタイトルが自身にとって最も大きなタイトルになっており、2010年の北京、2011年の本大会に続く3度目のプレミア大会でのタイトル獲得を目指す。

一方敗れたケルバーは、「重要なポイントを彼女に取られてしまったわね。今日は最初からタフな試合だったわ。序盤は良いプレーが出来ていたんだけど、第2セットに入ると彼女(ウォズニアキ)は私との試合の仕方を掴んだみたいね。そこから彼女のプレーは良くなっていったわ。こんな風に負けるのは本当につらいことだけど、私は次の大会に備えるわ。」と早くも次の大会への意気込みを見せた。

勝利したウォズニアキは決勝でM・シャラポワ(ロシア)と対戦する。シャラポワはこの日行われた準決勝でM・キリレンコ(ロシア)に勝利し決勝進出を果たした。

ウォズニアキはシャラポワと過去6度対戦し、4勝2敗でシャラポワがリードしており、直近はシャラポワが2連勝しているが、ハードコートでは2勝2敗、2011年の本大会ではウォズニアキがシャラポワにストレートで勝利をおさめている。

《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》

【大会11日目スケジュール】

この日行われた試合結果は以下の通り。

【シングルス準決勝】

●A・ケルバー(4) vs. ○C・ウォズニアキ(8) 6-2, 4-6, 5-7
○M・シャラポワ(2) vs. ●M・キリレンコ(13) 6-4, 6-3

今大会の優勝賞金は、シングルス100万ドル、ダブルス24万5000ドル。


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