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男子テニスツアーのデルレイビーチ国際テニス選手権(アメリカ/フロリダ州デルレイビーチ、賞金総額45万5775ドル、ハード)はシングルス1回戦4試合が行なわれ、第8シードのX・マリス(ベルギー)がA・ファリャ(コロンビア)を6-3, 6-3のストレートで退け、危なげなく初戦突破を果たした。
2005年と2007年に今大会で優勝し、2006年も準優勝している32歳のマリスは、現在世界ランク50位としている。
「今年が、現役最後の年になるかもしれない。でも、シーズンが終わる時に、50位とかトップ100にいられたら、どうなるかわからない。まだテニスが楽しいんだ。それに、未だに世界の50位にいられるなんて思ってもいなかったからね。」とマリスは、引退をほのめかすコメントをした。
今はランキングにあまりこだわりはないと語るマリスだったが、相性の良いこの大会で好成績を残せば、ランキングも必然的に上昇する。世界のトップで戦えるランキングを維持出来れば、現役続行もあり得ると語った。
現在はフロリダに拠点を置くマリスは、自宅からこの会場までは車で4時間と地元のような大会。
マリスは「自宅から近いし、このコートでプレーするのが好きなんだ。ここの環境にも慣れているから、地元でプレーしている気分さ。今の目標は、もう1度、大会の決勝戦に進みたい。叶うなら、優勝もしたいね。」と、コメントした。
また「まだ良いプレーが続けられていると感じるけど、以前ほど練習はしなくなったんだ。トレーニングはよくするけど、長い間プロ人生を続けているし、これまでのように、毎日朝早くから同じような練習をしたくはないんだ。それでも、この生活ではたくさんの人々と出会えるし、それが本当に嬉しいんだ。」と、現役に終止符を打つ事へ戸惑いをみせていた。
マリスは2回戦で、R・ハリソン(アメリカ)と予選を勝ち上がったD・ムニョス-デラナバ(スペイン)の勝者と対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○S・クエリー(アメリカ)(3) vs. ●M・ラッセル(アメリカ), 6-2, 2-2 (途中棄権)
●A・ドルゴポロフ(ウクライナ)(5) vs. ○I・ドディグ(クロアチア), 3-6, 3-6
○X・マリス(8) vs. ●A・ファリャ, 6-3, 6-3
○E・ドンスコイ(ロシア) vs. ●S・ダルシス(ベルギー), 7-6 (7-5), 6-3
今大会の優勝賞金は7万8000ドル。
《錦織vsカルロビッチ◇大会2日目スケジュール》
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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