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男子テニスツアーのクラロ杯（アルゼンチン/ブエノスアイレス、賞金総額４９万３６７０ドル、クレー）は２３日に準決勝を行い、第１シードのＤ・フェレール（スペイン）が同胞のＴ・ロブレド（スペイン）を6-3, 6-2のストレートで下し、２年連続で決勝に駒を進めた。試合時間は１時間１８分だった。

フェレールは試合の序盤でブレークされてしまったが、すぐに形勢逆転に成功、ロブレドのサービスを４度ブレークし勝利を収めた。フェレールはリターンが好調で、リターンのうち４９％をポイントに結びつけた。これで両者の対戦成績はフェレールの６勝２敗となった。

昨年覇者のフェレールは、試合後「肉体的に厳しい試合だった。」と話す。フェレールは２０日から連日の試合となっており、今日の準決勝は４日目だった。「でも多分、今週の試合の中ではベストな試合ができたね。」と２連覇を目前にしたフェレールは振り返る。

フェレールは先月のオークランド（ニュージーランド）の大会で３年連続優勝を飾っており、明日の決勝戦では今季２勝目、ＡＴＰツアー２０勝目を目指す。また今季は全豪オープンで準決勝に進出、今季戦績は１５勝２敗で好調を維持している。

フェレールは決勝戦で第３シードのＳ・ワウリンカ（スイス）と対戦する。フェレールとワウリンカはこれまで９度の対戦があり、フェレールが６勝３敗で大きくリードしている。

今大会の優勝賞金は８万４５５０ドル。

フェレール vs ワウリンカ決勝◇７日目スケジュール

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