HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権(アメリカ/メンフィス、賞金総額121万2750ドル、インドアハード)は21日、元世界ランク2位で第6シードのT・ハース(ドイツ)が2回戦に登場予定だったが、試合開始直前に気管支炎を理由に棄権を申し入れた。そのため、F・ロペス(スペイン)が労せずベスト8へ駒を進めた。
ナイトマッチの最後の試合に予定されていたこの試合は、それ以前の試合が長引いた事が影響し、予定よりかなり遅れた時間でのスタートとなった。そのため、試合開始が23時くらいになるとわかった時点でハースは棄権を申し入れた。ハースは、数日間の投薬治療を行っていたものの、改善がみられないと語っていた。
「とても残念さ。大会を棄権するのは、常に辛いもの。この大会は、これまでも自分に良くしてくれた大会だったんだ。だから、本当に落胆している。」とハースは、苦渋の決断を下した気持ちを語っていた。
思わぬ形で8強入りとなったロペスは準々決勝で、主催者推薦のJ・ソック(アメリカ)と対戦する。世界ランク168位で20歳のソックは、同じく主催者推薦で出場していたJ・ブレイク(アメリカ)を7-5, 6-4のストレートで下し、自身2度目となるATPツアーでの8強入りを決めた。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○M・チリッチ(クロアチア)(1) vs. ●I・セイスリン(オランダ), 7-6 (7-2), 3-6, 7-6 (9-7)
●S・クエリー(アメリカ)(4) vs. ○M・マトセビッチ(オーストラリア), 6-3, 4-6, 5-7
○錦織圭(日本)(5) vs. ●D・ヤング(アメリカ), 6-3, 6-3
●T・ハース(6) vs. ○F・ロペス, 0-0 (途中棄権)
○A・ドルゴポロフ(ウクライナ)(7) vs. ●R・ウィリアムズ(アメリカ), 6-4, 4-6, 6-4
●J・ブレイク vs. ○J・ソック, 5-7, 4-6
○M・ラッセル(アメリカ) vs. ●L・クボット(ポーランド), 6-2, 6-4
●L・ヒューイット(オーストラリア) vs. ○D・イストミン(ウズベキスタン), 1-6, 2-6
今大会の優勝賞金は29万1800ドル。
《錦織圭登場◇大会5日目スケジュール》
■関連記事■
《錦織圭、今季2度目の8強◇アメリカ国際インドアテニス選手権》
《元王者ヒューイットが完敗、世界63位が勝利◇アメリカ国際インドアテニス選手権》
《好調ラオニチが敗れる波乱、立役者は世界168位◇アメリカ国際インドアテニス選手権》
《第4シードが姿消すも、錦織圭は第1シードとの対戦決める◇アメリカ国際インドアテニス選手権権》
(翻訳・記事/弓削忠則)
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.