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男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア(クロアチア/、賞金総額46万7800ユーロ、インドアハード)は7日、I・ドディグ(クロアチア)とI・カルロビッチ(クロアチア)の地元勢対決が行われたが、7-6 (7-2), 6-7 (2-7), 6-3でドディグが制し、ベスト8入りを決めた。
過去2度の対戦も接戦だったが、そのいずれも勝利を飾っていたドディグは「この日の試合も、1ポイントの差で勝敗が分かれるような接戦だった。第2セットのサービング・フォー・ザ・マッチでは、ちょっと勝ち急いでしまった。でも、彼(カルロビッチ)はそこで3本の素晴らしいバックハンドをみせたんだ。」と、接戦を強いられた試合を振り返っていた。
ドディグは準々決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第3シードのM・ヨージニ(ロシア)と対戦する。「彼(ヨージニ)はこの大会で、良いプレーをしている。きっと、この大会の環境やコートが好きなんだと思う。彼との試合は、自分にとって大きなチャレンジになる。勝てるチャンスがある事を願うよ。」と、次の試合へ意欲を燃やしていた。
その他のシード勢は明暗が分かれた。第4シードのJ・メルツァー(オーストリア)はS・デウバーマン(インド)を1-6, 7-6 (7-5), 6-2の逆転で勝利したものの、第5シードのM・クリザン(スロバキア)はR・ハース(オランダ)に2-6, 6-4, 4-6のフルセットで敗れた。
メルツァーはF・チポッラ(イタリア)を6-4, 2-6, 6-3で下したL・ロソル(チェコ共和国)と、ハースは予選を勝ち上がったP・ペッツシュナー(ドイツ)と対戦する。
この日の2回戦でペッツシュナーは、第2シードのA・セッピ(イタリア)と対戦する予定だったが、セッピが体調不良を申し入れたため直前で欠場を余儀なくされた。代わってラッキールーザーでD・マルカンが登場したが、ペッツシュナーに3-6, 4-6で敗れ、幸運を生かす事が出来なかった。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○M・チリッチ(クロアチア)(1) vs. ●G・ゼミヤ(スロベニア), 6-2, 6-3
○J・メルツァー(4) vs. ●S・デウバーマン, 1-6, 7-6, 6-2
●M・クリザン(5) vs. ○R・ハース, 2-6, 6-4, 4-6
●M・バグダティス(キプロス)(6) vs. ○B・カブチッチ(スロベニア), 6-3, 6-7 (2-7), 4-6
●F・チポッラ vs. ○L・ロソル, 4-6, 6-2, 3-6
○P・ペッツシュナー vs. ●D・マルカン, 6-3, 6-4
○I・ドディグ vs. ●I・カルロビッチ, 7-6 (7-2), 6-7 (2-7), 6-3
今大会の優勝賞金は7万4000ユーロ。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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