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男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア(クロアチア/、賞金総額46万7800ユーロ、インドアハード)は6日、この日行われた唯一の2回戦には、ディフェンディング・チャンピオンである第3シードのM・ヨージニ(ロシア)がI・セイスリン(オランダ)を6-3, 6-2で一蹴し、大会2連覇へ向けて順当にベスト8進出を決めた。
今大会は上位シード4選手が1回戦を免除されているため、この日の2回戦が今大会の初戦だったヨージニは、試合を通して1度もセイスリンにブレークを許さず、第1セットで1度、第2セットで2度のブレークに成功し、わずか1時間8分で勝利をものにした。
ヨージニはこの日サービスが好調で、試合を通してファーストサーブでは91パーセント、セカンドサーブでも52パーセントの確率でポイントを獲得するなど、2度握られたブレークポイントをしのぐと、セイスリンから3度のブレークに成功した。
ヨージニは準々決勝で、I・ドディグ(クロアチア)とI・カルロビッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。
一方、この日第8シードのL・ラコ(スロバキア)は、不運に見舞われてしまった。F・チポッラ(イタリア)と対戦したラコだったが、第1セットのゲームカウント1-1の場面で、腰の痛みを訴え試合続行が不可能となり、途中棄権を余儀なくされた。
ラコは昨年の今大会で自身初のATPツアーでの決勝進出するも、惜しくも敗れ準優勝となっていた。
思わぬ形で2回戦進出となったチポッラは、L・ロソル(チェコ共和国)と準々決勝進出をかけて対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
【1回戦】
○M・バグダティス(キプロス)(6) vs. ●T・カムケ(ドイツ), 6-7 (6-8), 6-2, 6-4
●L・ラコ(8) vs. ○F・チポッラ, 1-1 (途中棄権)
●A・ベイチ(クロアチア) vs. ○R・ハース(オランダ), 6-2, 3-6, 3-6
○I・ドディグ vs. ●B・ベッカー(ドイツ), 6-2, 7-6 (7-3)
【2回戦】
○M・ヨージニ(3) vs. ●I・セイスリン, 6-3, 6-2
今大会の優勝賞金は7万4000ユーロ。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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