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男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア(クロアチア/、賞金総額46万7800ユーロ、インドアハード)は6日、シングルス1回戦残り4試合と2回戦1試合が行われ、今大会2007年のチャンピオである第6シードのM・バグダティス(キプロス)がT・カムケ(ドイツ)との1回戦を6-7 (6-8), 6-2, 6-4の逆転で制し、順当に2回戦進出を決めた。
今年が今大会3度目の出場のバグダティスは、初出場の2007年に優勝し、昨年はベスト4入りと相性の良い大会。この日は第1セットを接戦の末に落としたものの、第2セットから集中を高めたバグダティスは2時間1分の逆転で勝利し、今大会の成績を9勝1敗へと伸ばした。
「今日、彼(カムケ)のプレーには驚かされたよ。本当に攻撃的なプレーで、とても早いタイミングでボールを打ってきたんだ。主導権を握るのに苦労させられた。でも、サーブの調子が良かったから、サービスゲームでは試合を支配出来た。」と、苦しめられた試合を振り返ったバグダティス。
続けて「彼のファーストサーブは、とても取りずらい。ストロークもフラットにボールを打ってくるし、この大会のように特にインドアの試合では彼のプレーを崩すのは難しかった。そんな中で、彼を倒す事が出来てとてのハッピーだね。」とカムケのプレーを称賛しつつ、バグダティスは勝利の喜びを語っていた。
バグダティスは第2・第3セットで、ファーストサーブが入った時に100パーセントの確率でポイントを獲得し、1度もブレークをカムケに許さない完璧なサービスゲームを展開していた。
2回戦でバグダティスは、B・カブチッチ(スロベニア)と準々決勝進出をかけて対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
【1回戦】
○M・バグダティス(6) vs. ●T・カムケ, 6-7 (6-8), 6-2, 6-4
●L・ラコ(スロバキア)(8) vs. ○F・チポッラ(イタリア), 1-1 (途中棄権)
●A・ベイチ(クロアチア) vs. ○R・ハース(オランダ), 6-2, 3-6, 3-6
○I・ドディグ(クロアチア) vs. ●B・ベッカー(ドイツ), 6-2, 7-6 (7-3)
【2回戦】
○M・ヨージニ(ロシア)(3) vs. ●I・セイスリン(オランダ), 6-3, 6-2
今大会の優勝賞金は7万4000ユーロ。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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