- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

シャラポワ、リーなどが1回戦振り返る◇全豪オープン女子デイセッション総括

女子テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は14日に開幕し、シングルス1回戦が行われ、センターコートであるロッド・レーバー・アリーナのオープニングマッチに登場した世界ランク2位のM・シャラポワ(ロシア)は同107位で同胞のO・ポクコワ(ロシア)を6-0, 6-0と55分の圧勝で倒し初戦突破を決めた。


【シャラポワ vs. ポクコワ】

今季開幕戦を首の怪我で欠場し、今大会まで実戦をこなす事なくこの試合に臨んだシャラポワは、周囲から若干の不安視する声もあった。しかし、この日のシャラポワは、その不安を払拭するプレーを披露した。

「ここまで、ほとんど実戦をしていないという事は気にしないようにしていたの。ただ、目の前の事だけに集中するように心掛けて、積極的なプレーに努めたの。まだ1度も対戦した事もなかったけど、彼女(プクコワ)の事も気にしないように、いつも通りの試合と同じようにプレーするようにしたわ。」とシャラポワは、この日の試合へ臨んだ時の気持ちを語っていた。

「ここへ来るまでに試合をしていない事を考えたら、今日のプレーはとても満足するスタートが切れたと感じている。」と、自身のプレーに喜びを感じていた。

シャラポワは2回戦で、今大会初勝利を飾った土居美咲(日本)と対戦する。

《シャラポワ1回戦 試合詳細はこちら》


【土居美咲 vs. マルティッチ】

土居美咲はこの日、1回戦でP・マルティッチ(クロアチア)を6-3, 6-4で下しての勝ち上がり。

試合後のインタビューで土居美咲は「初めての全豪の本戦で初戦突破出来て嬉しいです。風もあって難しい中、自分のフォアハンドをしっかり生かして戦えました。第2セットは勝ちが目の前にあってちょっと緊張してしまいましたが、相手も動揺しているのは分かったので、強気なプレーに努めました。」と、試合を振り返っていた。

さらに「相手は長身の選手だったので、ボディへのサーブも積極的に使っていきました。良い状態で1回戦を終えられたのでこの調子で次も頑張りたいです。(シャラポワ戦へは)チャレンジャーなのでしっかり食らい付いていけばチャンスはあると思うので、自分のテニスが出来るように頑張りたいです。」と土居美咲は、次の試合への意気込みも語っていた。

《土居美咲1回戦 試合詳細はこちら》


【ストザー vs. チャン】

また、地元オーストラリアのエースである世界ランク9位のS・ストザー(オーストラリア)が同86位のK・チャン(台湾)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下し、2年ぶりの初戦突破を果たした。

ストザーは今季開幕直前に足首の違和感を取り除くために小さい手術を受けていた。そして、シーズンが始まると開幕戦のブリスベン国際女子、前哨戦のシドニーと2大会連続の初戦敗退が続き、周囲からはまだ万全な状態ではないのではという声が増えていた。

「新聞やニュースは見ていないの。皆がどう思うかは自由な事。でも、私の周りにも常に信頼出来る人達がたくさんいる。もちろんそれは、このオーストラリア・シーズンだけじゃない。日々、最後には最も信頼している人の元へ行って診てもらっているの。」とストザーは、周囲の意見よりも自分自身の信頼している人達からの言葉を信じ、この日のコートに立った事を語っていた。

また、ストザーは「こうして勝利出来た事は、ちょっとホッとしてもいるけど、とても嬉しい。この勝利でちょっと気持ちが楽になって、どんどん良いプレーが出来て来ればと感じている。第1セットは何度もブレークされてリードを許しながらも勝ち取り、結果勝利を掴めるような展開は自信にも繋がる。」と、コメントした。

地元からの期待やプレッシャーの中での試合を、苦しみながらも勝ち切ったストザーは安堵の気持ちを感じていた。ストザーは2回戦で、Y・チャン(中国)(台湾)との同胞対決を6-1, 3-6, 6-4で制したジェン・ジー(中国)と対戦する。

ストザーは前哨戦のシドニーの1回戦でジェン・ジーと対戦していた。「これまでも彼女とは接戦を戦ってきた。先週、試合をしたばかりだから、先週の失敗を次は生かしたい。試合の終盤は良い形が出来ていた。だから、それをイメージして試合に臨みたい。」と、2回戦へ気持ちを高めていた。

《ストザー1回戦 試合詳細はこちら》


【リー vs. カラタンチェバ】

一方、この日のマーガレット・コート・アリーナの1回戦には、アジアの女王であるN・リー(中国)S・カラタンチェバ(ブルガリア)を6-1, 6-3のストレートで退け、危なげなく6年連続となる初戦突破を決めた。

第1セットを33分の快勝で先取したリーだったが、第2セットではカラタンチェバの粘りに合い、3度目のマッチポイントでやっと決めることが出来た。「常に初戦というのは厳しいもの。勝つか負けるかは五分五分。相手を倒せるか、または負けて帰るかは誰もわからないもの。」と、初戦への気持ちをコメントしていた。

昨年からJ・エナン(ベルギー)を世界ランク1位へと導いたC・ロドリゲス氏をコーチに招いているリーは、今季から新設された祖国での開幕戦であるシンセン・オープンで優勝。全豪オープンの前哨戦であるシドニーではベスト4と、好調なスタートを切っている。

「彼(ロドリゲス)は、単なるテニスの先生だけじゃないの。彼はコートの上で、どれくらい強い気持ちでいられるかも教えてくれる人。」と、メンタル面での指導もしてくれているロドリゲス氏に全面的な信頼を寄せていた。

リーは2回戦ではP・パルメンティエ(フランス)を2-6, 6-3, 6-2の逆転で下したO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)と対戦する。

《リー1回戦 試合詳細はこちら》


その他の試合結果は、以下の通り。

J・ジョルジュ(ドイツ) vs. ●V・ドゥシェヴィナ(ロシア), 7-5, 2-6, 6-4
K・プリスコバ(チェコ共和国) vs. ●S・ジョーンズ(オーストラリア), 6-3, 6-2
○N・リー vs. ●S・カラタンチェバ, 6-1, 6-3
T・ピロンコバ(ブルガリア) vs. ○R・オプランディ(スイス), 6-4, 5-7, 2-6
○O・ゴヴォルツォバ vs. ●P・パルメンティエ, 2-6, 6-3, 6-2
○M・シャラポワ vs. ●O・ポクコワ, 6-0, 6-0
○S・シルステア vs. ●C・バンデウェイ(アメリカ), 6-4, 6-2
V・ウィリアムズ(アメリカ) vs. ●G・ウォスコボエワ(カザフスタン), 6-1, 6-0
A・ルス(オランダ) vs. ○I・C・ベグ(ルーマニア), 4-6, 2-6
A・ラドワンスカ(ポーランド) vs. ●B・ボブシック(オーストラリア), 7-5, 6-0
○S・ストザー vs. ●K・チャン, 7-6, 6-3
●P・マーティク vs. ○土居美咲, 3-6, 4-6
A・コルネ(フランス) vs. ●M・イラコビッチ(ニュージーランド), 7-5, 6-7, 10-8
N・ブラチコワ(ロシア) vs. ○K・フリッペンス(ベルギー), 4-6, 3-6
K・ナップ(イタリア) vs. ○M・ジョアン・ケーラー(ポルトガル), 6-3, 3-6, 3-6
E・マカロバ(ロシア) vs. ●M・ラルシェル・デ・ブリート(ポルトガル), 6-2, 7-5
J・ヤンコビッチ(セルビア) vs. ●J・ラーソン(スウェーデン), 6-2, 6-2
K・ザコパロバ(チェコ共和国) vs. ●C・シーパース(南アフリカ), 6-1, 6-2
D・チブルコワ(スロバキア) vs. ●A・バーティ(オーストラリア), 3-6, 6-0, 6-1
L・フラデカ(チェコ共和国) vs. ●K・ベルテンス(オランダ), 6-2, 7-6
H・ワトソン(英国) vs. ●A・カダントゥ(ルーマニア), 2-6, 6-3, 6-2
C・ジョルジ(イタリア) vs. ○S・フォレッツ(フランス), 2-6, 3-6
M・バルトリ(フランス) vs. ●A・メディーナ=ガリゲス(スペイン), 6-2, 6-4
V・ドロンチ(セルビア) vs. ●O・ロゴウスカ(オーストラリア), 5-7, 7-5, 8-6
A・ケルバー(ドイツ) vs. ●E・スイトリナ(ウクライナ), 6-2, 6-4
T・パスゼック(オーストリア) vs. ●S・ボーゲル(スイス), 4-6, 6-4, 7-5
○ジェン・ジー vs. ●Y・チャン, 6-1, 3-6, 6-4
D・ハンチュコバ(スロバキア) vs. ○Y・チャン, 1-6, 6-1, 1-6
M・ミネッラ(ルクセンブルグ) vs. ○V・サヴィニク(ロシア), 6-7, 1-6

(翻訳・記事/弓削忠則)

(2013年1月14日21時00分)

その他のニュース

11月14日

【1ポイント速報】綿貫陽介ら 日本勢準々決勝 (18時20分)

綿貫陽介 3年ぶり4度目の4強 (16時17分)

島村颯人が優勝 10歳以下の全国大会 (14時54分)

坂本怜 第1シードに惜敗で4強ならず (13時43分)

40歳以上限定!混合ダブルス大会開催 (12時58分)

松岡隼 快進撃で初の4強 (11時46分)

西岡良仁 今季終了「半年は怪我」 (8時32分)

アルカラス 3年ぶり年間世界1位達成 (7時23分)

6試合目で初白星、最終戦4強入り (6時14分)

11月13日

西岡良仁 棄権で全豪OPは予選濃厚 (17時00分)

元世界2位 第1子妊娠を発表 (13時27分)

トゥロター わずか59分で初戦突破 (12時08分)

日本 ユナイテッド杯 初出場へ (10時03分)

【中止】西岡良仁vsヒュースラー (8時15分)

快勝シナー 3年連続の最終戦4強へ (7時13分)

逆転勝ちで最終戦初の4強に望み繋ぐ (5時59分)

11月12日

綿貫陽介 2年連続6度目の8強 (19時47分)

【1ポイント速報】兵庫ノアCH 日本勢1・2回戦 (18時50分)

島袋将 日本勢対決制し初戦突破 (18時28分)

坂本怜 逆転勝ちで初の8強 (16時28分)

40歳以上限定!女子ダブルス大会開催 (14時55分)

餃子150個争奪!混合ダブルス大会開催 (14時54分)

アルカラス 年間1位確定に王手 (13時34分)

松岡隼 チャレンジャー大会初の8強 (12時36分)

望月慎太郎 予選勝者に屈し初戦敗退 (11時49分)

試合直前に観客がプロポーズ! (9時34分)

世界9位 激闘制し最終戦初白星 (8時18分)

アルカラス 逆転勝ちで最終戦2連勝 (6時07分)

11月11日

西岡良仁 世界1038位に辛勝で初戦突破 (20時23分)

【1ポイント速報】西岡良仁ら 日本勢1回戦 (19時44分)

綿貫陽介 2年連続7度目の初戦突破 (18時48分)

内山靖崇 逆転負けで初戦敗退 (17時01分)

坂本怜 2時間半の激闘制し初戦突破 (15時09分)

シナー 2連覇へ完璧なスタート (8時13分)

ジョコ、ロス五輪で引退を計画 (7時06分)

世界6位 好相性の最終戦で好発進 (6時12分)

【動画】アルカラス吠える!全勝で最終戦4強&年間世界1位を決めた瞬間! (0時00分)

【動画】最終戦初白星に万感の思い込み上げる!世界7位デ ミノー 勝利の瞬間! (0時00分)

【動画】シナー、ズベレフに5連勝!最終戦4強入りを決めた瞬間! (0時00分)

【動画】勝利の瞬間、雄叫びを上げるオジェ アリアシム (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!