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男子テニスツアーのアピア国際男子(オーストラリア/シドニー、賞金総額43万6630ドル、ハード)は10日に、シングルス準々決勝全4試合を行い、オーストラリア期待の新星であるB・トミック(オーストラリア)が前年度覇者のJ・ニエミネン(フィンランド)を6-7 (6-8), 6-4, 6-2の逆転で退け、ベスト4進出を決めた。
20歳のトミックは、接戦となった第1セットのタイブレークで5-2とリードしながらも、大会2連覇を狙うニエミネンに逆転を許し、このセットを奪われてしまう。
しかし、第2セットは1度もブレークポイントをニエミネンに与えず1度ブレークを奪うと、勝敗の行方は第3セットへ。
第3セット、1度もブレークを許さなかったトミックは、ニエミネンから2度のブレークに成功し、1時間51分の逆転で準決勝進出を決めた。
2008年に準優勝したC・グシオネ(オーストラリア)以来となる地元オーストラリア勢の4強入りを果たしたトミックは「今日の自分のプレーにはとても満足している。明日の準決勝にも準備万端さ。今はとても自信に溢れているし、自分自身初のツアー決勝戦へ進出するために全力を尽くすつもりさ。」と自身のプレーを称賛しつつ、準決勝への強い思いも語っていた。
決勝進出をかけてトミックは、第3シードのA・セッピ(イタリア)と対戦する。セッピはこの日第8シードのM・グラノジェルス(スペイン)を6-4, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
この日行われた試合結果は以下通り。
○A・セッピ (3) vs. ●M・グラノジェルス (8), 6-4, 7-5
●D・イストミン(ウズベキスタン) vs. ○K・アンダーソン(南アフリカ), 4-6, 3-6
○J・ベネトー(フランス) vs. ●R・ハリソン(アメリカ), 6-4, 6-2
○B・トミック vs. ●J・ニエミネン, 6-7 (6-8), 6-4, 6-2
今大会の優勝賞金は7万8800ドル。
(翻訳・記事/弓削忠則)
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