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男子テニスで、今季を世界ランク2位で終えたR・フェデラー(スイス)が、現在行われているフェデラー・ジレット・ツアー・エキシビションで6日に会見を開き、2016年ブラジルのリオデジャネイロで行われるオリンピック参加について語った。
現在31歳のフェデラーは「自分のスケジュール、体、メンタルともに気をつけなければならないね。これからまだ何年もツアーに参戦し、約3年半後のオリンピックでプレイできることを望んでいるよ。先のことだけではなく、6ヶ月後も見据えなければと思っているんだ。」と、話している。
今シーズンを2位で終えたフェデラーは、多忙だったシーズンを振り返り、練習の時間や彼の家族関係の両立について苦難も述べている。
「これまでたくさんプレイしてきたけれど、それは大きな挑戦だったよ。今年は特に、オリンピックとデビスカップが大きな課題だったね。世界ナンバー1に戻ることはできたけど、それには多くの犠牲を伴った。もう少し家でゆっくりリラックスしたかったよ。」
フェデラーはこう話したが、それでもやりがいのあるシーズンだったと振り返った。
さらに「まだ非常に高いレベルでプレーしていることに非常に満足しているよ。」と、フェデラー。
ウィンブルドンを含めて、今季6タイトルを獲得したフェデラーは「今年のツアーは私の中で最高の年の一つだった。来年のツアーでの勝利は、おそらくたくさん練習をすることが必要になるだろう。ランキングよりも重要。」と、課題を見据えている。
来シーズンで王者の座を奪還し1位に返り咲くには、グランドスラムと他のツアー大会で5から8のタイトルを獲得する必要があると考えており「それはとても難しいことだが、その挑戦ができること、全力を尽くすことに幸せを感じているよ。」と、コメント。
そして、出場を断念したマスターズ1000大会のひとつであるマイアミのソニー・エリクソン・オープン男子については「苦渋の決断だった。それは、まず第一に、タイムオフを取る必要があったからなんだ。最も重要なのは、練習する時間なんだ。今年は十分に練習をすることができなかった。残念なことに、それがマイアミだったんだ。」と、話している。
現在開催中のフェデラー・ジレット・ツアー・エキシビションは、メイン・スポンサーの1つであるジレット社が開催。このエキシビションは『フェデラー・ジレット・ツアー・エキシビション』と名付けられ、ブラジルはサンパウロの室内競技場であるジナシオ・ド・イビラプエラから行なわれる。そのサンパウロでのエキシビションには女子のトップ3であるV・アザレンカ(ベラルーシ)、M・シャラポワ(ロシア)、S・ウィリアムズ(アメリカ)に加え、元世界1位のC・ウォズニアキ(デンマーク)も参加する。
また、このエキシビションはブラジルはサンパウロからスタートし、アルゼンチン、コロンビアの3ヶ国を約10日間に渡って回る予定。
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