- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

世界3位マレー、21歳新星に力尽きる◇BNPパリバ・マスターズ

男子テニスのマスターズ・シリーズであるBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、賞金総額242万7975ユーロ、インドアハード)は1日、シングルス3回戦全7試合が行われ、第3シードのA・マレー(英国)が前日の第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に続いて敗退する波乱に見舞われた。その波乱の立役者は予選を勝ち上がったJ・ヤノヴィッツ(ポーランド)で、マレーを5-7, 7-6 (7-4), 6-2の逆転で下した。

世界ランク69位のヤノヴィッツは、今季221位でスタートした21歳。今年のウィンブルドンでグランドスラムの本戦デビューを飾り3回戦進出を果たした。先々週のモスクワ大会では自身初となるATPツアーでの準々決勝進出、直後の世界ランクでは自己最高位の64位を記録していた。

ヤノヴィッツは今季の快進撃の要因をこう語っていた。

「今季の序盤で変化があった。まずはラケットを変えたこと。今使っているラケットは、とても助けになっている。結果を残せなかった週もあったけど、それでもこのラケットが好転させてくれた。次に新しいフィットネス・トレーナーを迎えたんだ。彼の助けで良いトレーニングもたくさんできているし、実家にいる時はテニスをする時間よりトレーニングする時間の方が多くなった。」

加えて「コートでの姿勢も変えた。諦めずにプレーを続け、目の前のボールだけに集中するようにしたんだ。」と、ヤノヴィッツ。

203cmのヤノヴィッツは、両親ともバレーボールのプロ選手だったが、父が現役を引退後に始めたテニスをヤノヴィッツは子供の頃に一緒に始め、その才能を発揮し始めプロの道を選んでいた。

第2セット、ゲームカウント5-4とリードしていたマレーは、自身のサービング・フォー・ザ・マッチでマッチポイントを握りながらもブレークされると、そこからリズムを崩してしまった。

「もっと自分のサーブに集中するべきだった。それまではしっかりできていたんだ。サービング・フォー・ザ・マッチの時にそれができなかった。そこから彼(ヤノヴィッツ)は自信をつけて、タイブレークも攻撃的なプレーをしてきた。ハードヒットしたショットがどんどん入り始めたんだ。」とマレーは、試合の展開が変わってしまった瞬間を振り返っていた。

ヤノヴィッツは準々決勝で、第8シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)と対戦する。この日ティプサレビッチは、第9シードのJ・モナコ(アルゼンチン)を6-3, 3-6, 6-3で下しての勝ち上がり。

来週イギリスはロンドンで開催されるツアー最終戦への残る2枚の切符を争っていたティプサレビッチは、この日の勝利で2年連続となる出場権を獲得することとなった。

「昨年の最終戦は自分のテニス人生でも最も素晴らしい経験の1つだった。プロになってからずっと最終戦への出場を夢に見てきた。その舞台へこうして今年も出場できることに興奮している。」とティプサレビッチは、喜びを語っていた。

その最終戦は今季獲得ポイントの上位8選手しか出場できない大会。しかし今季獲得ポイントのポイントレースの4位にいたR・ナダル(スペイン)が膝の怪我を理由に欠場を表明したため、同レース9位のティプサレビッチまでが出場することとなった。

この日行われた試合結果は以下の通り。

J・ヤノヴィッツ ○-× A・マレー (3), 5-7, 7-6 (7-4), 6-2
D・フェレール(スペイン) (4) ○-× S・ワウリンカ(スイス) (16), 6-2, 4-6, 6-2
T・ベルディフ(チェコ共和国) (5) ○-× K・アンダーソン(南アフリカ), 1-6, 6-3, 6-4
JW・ツォンガ(フランス) (6) ○-× N・アルマグロ(スペイン) (11), 7-6 (7-4), 7-6 (7-3)
M・ロドラ(フランス) ○-× J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) (7), 6-4, 6-3
J・ティプサレビッチ (8) ○-× J・モナコ (9), 6-3, 3-6, 6-3
S・クエリー(アメリカ) ○-× M・ラオニチ(カナダ) (14), 6-3, 7-6 (7-1)
G・シモン(フランス) ○-× 錦織圭(日本) (15), (不戦勝)

今大会の優勝賞金は47万9000ユーロ。

(翻訳/弓削忠則)

(2012年11月2日13時52分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

11月23日

【速報中】清水悠太vs坂本怜 (9時59分)

元複1位が38歳で引退決断 (9時28分)

オランダ 104年の歴史で初の決勝へ (8時15分)

11月22日

伊藤あおい 4強入り、1日3試合戦う (20時20分)

清水悠太 日本人対決制し8強 (17時29分)

デビスカップ 4強出揃う (16時11分)

モヤ綴るナダル「感謝と労い」 (15時17分)

坂本怜 10代対決制し初の8強入り (14時12分)

【1ポイント速報】慶應チャレンジャー2回戦 (13時57分)

望月慎太郎 ストレート負けで8強ならず (12時11分)

45歳以上国別対抗戦 日本男子がV王手 (9時52分)

“鉄板”シナーで2連勝 連覇狙う伊4強 (8時21分)

米を下した豪 3年連続デ杯4強へ (7時31分)

11月21日

伊藤あおい/齋藤咲良ペア 初戦突破 (19時58分)

ラファエル・ナダル 記録一覧 (18時41分)

あなたも日本テニス界を盛り上げる一員に! (17時02分)

残り3日でまだ1回戦 (15時41分)

クリロナら ナダル引退惜しむ (14時19分)

大坂なおみ カムバック賞の候補に (12時10分)

ドイツ快勝、カナダ下し4強入り (9時57分)

イタリア 11年ぶり5度目のV (8時34分)

11月20日

【20周年特別企画】総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合 (17時44分)

アルカラス「ラファは一人しかない」 (13時16分)

躍進スロバキア 米・豪・英下し決勝へ (12時21分)

ナダル引退「本当にありがとう」 (10時38分)

ナダル「一生懸命夢に向かえばそれが叶う」 (8時48分)

スペイン敗北 ナダルは引退へ (8時05分)

アルカラス 意地のストレート勝利 (5時12分)

ナダル撃破「本当に特別な試合」 (4時17分)

ナダル 引退大会で黒星も闘志 (3時15分)

【1ポイント速報】ナダル 引退大会でシングルス出場 (0時29分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!