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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は7日、シングルス決勝が行われ、第6シードのM・ラオニチ(カナダ)が第8シードの錦織圭(日本)に6-7 (5-7), 6-3, 0-6のフルセットで敗れ、準優勝に終わった。
ビッグサーバーのラオニチは準決勝で、今年のロンドンオリンピックで金メダルを獲得、さらに全米オープンで優勝を果たした第1シードのA・マレー(英国)を破り、決勝戦の舞台に進出していた。
ラオニチが、試合後インタビューに答えた。
「サービスがもう少し入れば良かったと思う。そうすれば彼(錦織)があそこまで流れを掴まなかったかもしれない。ただ、チャンスをつくることができなかった。(第3セットから)体が少し重くなり、動きが鈍くなったかもしれない。その時、彼のショットの精度は高かった。」
また「彼のことは前からいい選手であり、期待されている選手、またプレースタイルも知っていた。実際に彼とプレーして、彼がどれだけ速く動けるのかなどはわかった。」
錦織の第3セットのプレーについてラオニチは「試合を通して彼は動きが良かった。私が左右に振ろうとしてもできなかった。彼は安定したプレーで深い球を打ってきた。自分としてはチャンスがあまり掴めなかった。小さいチャンスを掴んでも、すぐ彼に消されてしまった。」
第1セットの第2ゲームで40-0から錦織にブレークされたことについては「彼に相当プレッシャーをかけられたことは確か。彼はサーブも非常に良かったから、それによって私のプレーが難しくなってしまった。ただ、自分のサーブも悪かったわけではないけど、サーブで頑張っていればいつかはチャンスがくると思っていた。」
体調については「(準決勝と変わらず)体に問題なかった。」
最後にラオニチは「お寿司をたくさん食べてから、上海に向かう。」と笑わせ、日本の会場を後にした。
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