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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は6日、シングルス準決勝が行われ、第6シードのM・ラオニチ(カナダ)は第1シードで昨年の今大会覇者A・マレー(英国)に6-3, 6-7 (5-7), 7-6 (7-4)のフルセットで勝利し、決勝で第8シードの錦織圭(日本)と対戦することが決まった。
今年のロンドンオリンピックでシングルス金メダル、ミックスダブルスでは銀メダルを獲得、さらに全米オープン覇者であるマレーに勝利したラオニチが、試合後インタビューに答えた。
ファイナルセットでゲームカウント1-4とリードされていたことについてラオニチは「その時、マレーのパッシングショットなど決まっていたと思う。それでも常にプレッシャーを与え続け、サーブに集中することにした。思っていたより早くブレークバック出来たから良かった。」
自身のサーブについては「プレースメント(相手コート内に正確にボールを打ち込むこと)がなければ、パワーがあっても全く意味がないと思う。プレースメントとパワーは両方必要だと思うけど、最近はボディサーブをもっと使いたいと思っている。あと、ワイドにキックするサーブやスライスサーブも出来るから、それらを混ぜ合わせて効果的なサーブをしていきたいと思う。」
準決勝終了後、錦織とM・バグダティス(キプロス)の試合を観戦していたことについては「全部ではないけど、部分的に観戦した。明日対戦する錦織は今週いいプレーをしていると思う。いろんなことが出来る印象もある。だから私がやらなければいけないのは自分のプレーに集中して、今日の試合に限りなく近い状態でプレーしたい。」と、コメント。
タイトル獲得に関しては「明日の試合は決勝だから、やれるだけのことはやるという気持ちで挑みたい。自分の仕事は、世界のトッププレーヤーと対戦をして彼らの仲間入りするために、どうしなければいけないかと常に考えている。」と、ラオニチ。
錦織がホームでプレーすることはデビスカップのような状況になるのではと聞かれたラオニチは「そうかもしれないけど、そのことについてはあまり考えない。チームを見たり、観客を見上げたりすることはしない。どの試合でもポイントが始まる時は静けさがコートに訪れるから、そこで集中するだけだよ。」
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