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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は5日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードの錦織圭(日本)が第2シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)に7-5, 6-4のストレートで勝利、ベスト4進出を果たした。
第1セット、ベルディフのサービスゲームで始まったこの試合、第1ゲームで錦織は15-40と2本のブレークチャンスを握る。しかし、ベルディフのサービスエースと強力なフォアハンドでデュースにされる。その後も錦織にブレークチャンスが訪れるも、結局このゲームはベルディフにサービスキープをされてしまう。
以降、互いにサービスキープを続ける。迎えた第5ゲーム、錦織はベルディフを左右に振るストローク戦を展開し、第1ゲーム同様15-40のブレークチャンスを握る。最後、ベルディフのフォアハンドがアウトし、錦織はゲームカウント3-2と1ブレークアップとする。
だが、ゲームカウント4-3とリードしていた錦織は第8ゲーム、自身のサービスゲームで0-40のブレークチャンスをベルディフに与えてしまう。結果、ベルディフにフォアハンドのウィナーを決められ、ゲームカウント4-4となる。
第9ゲーム、第10ゲームは両者サービスキープをし、第11ゲームで試合が動く。ベルディフのサービスゲームで錦織に再びブレークチャンスが訪れる。そして、このチャンスを生かした錦織はゲームカウント6-5とする。
続くサービング・フォー・ザ・セットである第12ゲーム、最後ベルディフのフォアハンドがアウトし、このセットを錦織が先取する。
第2セットは互いに1度ブレークし合うも、第7ゲームで錦織はブレークチャンスを握る。このポイントで錦織がネットインのリターンを放ち、それをベルディフはミス。結果、錦織がゲームカウント4-3とこのセット2度目のブレークに成功する。
続く第8ゲーム、第9ゲームは両者サービスキープし、迎えた錦織のサービング・フォー・ザ・マッチのゲームである第10ゲーム、最後ベルディフのバックハンドのリターンがアウトし、1時間58分の試合に終止符が打たれた。
両者は過去3度対戦し、錦織が2勝1敗と勝ち越していた。
敗れたベルディフは今年の全米オープンでR・フェデラー(スイス)を破り、ベスト4に進出していた。
勝利した錦織は準決勝でM・バグダティス(キプロス)と対戦する。バグダティスは元世界ランク8位、さらに2006年の全豪オープンで準優勝した実力者である。
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