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テニスのグランドスラム、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会6日目、男子シングルス3回戦が行われ、第17シードの錦織圭(日本)が第12シードのM・チリッチ(クロアチア)に3-6, 4-6, 7-6 (7-3), 3-6で敗退、ベスト16進出とはならなかった。
この日、コート上の気温が35度を超える炎天下の中、試合は行われた。
第1セット、第2ゲームで錦織は1ポイント目でいきなりダブルフォルト犯す。その後デュースに戻すも、ラリー戦の中でミスを重ね、チリッチにブレークを許してしまう。第3ゲーム、第7ゲームで錦織はブレークチャンスを掴むも、これをものにする事が出来ず、43分でこのセットを落としてしまう。
第2セットは互いにサービスキープを続けるが、第9ゲーム、錦織のサービスゲームで、果敢にネットへ詰めるもチリッチのバックハンドがネットイン、またダブルフォルトを犯してしまい、0-40のブレークチャンスを与えてしまう錦織。結局、チリッチにブレークされ、ゲームカウント4-5。続く第10ゲーム、チリッチがラブゲームでサービスキープし、錦織は2セットダウンに追い込まれる。
第3セット、第3ゲームでチリッチにブレークされた錦織は、このセットもリードを許す展開。しかし、続く第4ゲームで2本のブレークチャンスを握った錦織がこれをものにし、ブレークバックに成功する。以降互いにサービスキープを続け、タイブレークへ突入。
タイブレークはミスを重ねるチリッチに対し、錦織は回り込みのフォアハンドウィナーを決めるなど、7-3で第3セットを奪い、セットカウント1-2とする。
第4セットは第4ゲームでチリッチにブレークを錦織奪われ、リードを許す展開。その後互いにサービスキープを続け、最後錦織のリターンがネットにかかり試合終了となった。
錦織とチリッチは2010年の今大会2回戦で対戦し、その時は5-7, 7-6 (8-6), 3-6, 7-6 (7-3), 6-1のフルセットで錦織が勝利していた。
勝利したチリッチは4回戦で、第32シードのJ・シャーディ(フランス)とM・クリザン(スロバキア)の勝者と対戦する。
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