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男子テニスツアーのファーマーズ・クラシック(アメリカ/ロス・アンゼルス、賞金総額55万7550ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、第2シードのS・クエリー(アメリカ)がノーシードから勝ち上がったR・ベランキス(リトアニア)を6-0, 6-2のスコアで圧勝し、見事、タイトルを手にした。試合時間はわずか51分と、熱戦を期待していた観客にはやや物足りないものとなった。クエリーは優勝賞金10万650ドルを獲得した。
ファーマーズ・クラシックで2009年、2010年の2連覇を飾っていたクエリーは、今回の決勝戦での勝利によって同大会で13連勝目をマークした。昨年のクエリーは、6月に受けた手首の手術のため欠場していた。
会場近くで育ったクエリーは、過去に4度優勝しているA・アガシ(アメリカ)やJ・コナーズ(アメリカ)に加わり、今大会で3勝以上している3人目のプレーヤーとなった。
決勝戦のクエリーは第1セットから猛攻をみせ、1ゲームも失うことなくこのセットを6-0で先取する。かかった時間はわずか18分だった。
第2セットに入ってもクエリーの勢いは止まらず、2-0とする。第3ゲームのサービスゲームでは2本のブレークポイントを握られてしまったクエリーだったが、何とか逆転に成功すると、3-0と大きくリードを重ねる。
第4ゲームでベランキスがようやくサービスキープに成功し、1-3とする。
しかし最後は5-2からクエリーが再びベランキスのサービスのブレークに成功、そのまま決勝戦に幕を下ろした。これでクエリーはベランキスに対して5連勝目を記録した。
今回の優勝でクエリーは20位分ランクアップして37位前後になるとみられている。
現在、世界ランク141位のベランキスは、先週のアトランタの大会で予選から勝ち上がり、約1年ぶりにATPツアーの本選でプレーをしていた。アトランタの大会では初戦で見事に勝利を収め、2011年3月以来となるツアーレベルでの勝利を挙げている。
昨年のベランキスは、骨盤右側の疲労骨折のために4カ月にわたってツアー離脱を余儀なくされていた。2011年7月に復帰したものの、ツアーでの戦績は0勝3敗だった。その後はチャレンジャーの大会を中心に回り、安定した成績を残していた。
22歳のベランキスは今季初のATPツアー初優勝者を目指していたが、惜しくも準優勝に終わった。今シーズン、ツアー初優勝を目指しながらも準優勝に終わったケースはベランキスで11人目となっている。
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