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男子テニスツアーのキャンベル殿堂テニス選手権(アメリカ/ニューポート、賞金総額39万8250ドル、芝)は14日、シングルス準決勝2試合が行われ、第1シードのJ・アイズナー(アメリカ)が第6シードのR・ハリソン(アメリカ)に7-6 (7-4), 6-3のストレートで勝利、2年連続となるタイトルに王手をかけた。
今大会のディフェンディング・チャンピオンであるアイズナーは、決勝でL・ヒューイット(オーストラリア)と対戦する。ヒューイットはこの日、準々決勝で錦織圭(日本)を破ったR・ラム(アメリカ)を6-4, 5-7, 6-2で下し、決勝進出を果たしている。
第1セットをタイブレークの末に先取したアイズナーは、第2セットで2度のブレークに成功すると、1時間28分で20歳のライアンを突き放した。
今大会ここまで、アイズナーは47回のサービスゲーム中46回キープに成功と、安定したサービスゲームで勝ち星を重ねてきている。
「去年と似たような感覚です。」とアイズナー。「去年は調子が上がらない中でここに来て、どうしても勝ちと自信が必要でした。今年はランキングは去年よりも上ですが、ヨーロッパで良い結果が残せなかったのは昨年と同じです。」
またアイズナーは、地元アメリカに帰ってくると調子が上がることに気が付いている。
「地元に帰ってくると、いつも快適です。ここでは、どんな時でも良いプレーがしたいと思っています。練習初日から集中しています。」
一方のヒューイットは過去4年間に5度もの手術を受けており、今大会には世界ランク233位として出場していたが、見事に決勝まで勝ち進んできた。
「手術から復帰した時は、自分自身に少し疑いを持ってしまいます。指をクリックするだけで、したいようなプレーが出来るわけではありません。」と、ヒューイットは復帰までの苦労を語っていた。
今大会の優勝賞金は6万8220ドル。
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