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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会4日目の28日、男子シングルス2回戦が行われ、添田豪(日本)は第9シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に2-6, 3-6, 6-1, 4-6で敗退、3回戦進出はならなかった。
今大会1回戦がグランドスラム初勝利だった添田は、試合序盤は互角の展開でポイントを重ねたが、第1セット第5ゲームから7ゲームを連取され、第1セットを失ってしまうと、第2セットも0-3と劣勢になると、そのまま2セットダウンと追い込まれる。
第2セット後半から積極的なプレーを展開し始めていた添田は、第3セットに入ってもフォアハンドの強打を軸にポイントを連取、第3セット第2ゲームでこの試合初めてのブレークに成功すると、一気に5-0とリード。第6ゲームはキープされたものの、世界ランク9位のデル=ポトロからセットを奪う。
デル=ポトロのサーブで始まった第4セット、序盤から激しい打ち合いとなり、お互いにサービスキープが続く展開となる。そして迎えた第10ゲーム、添田のサービスゲームでデル=ポトロが15-40とマッチポイントを迎える。
1本目のピンチは何とか切り抜けた添田だったが、30-40で迎えた2本目のマッチポイント、長いラリーから添田がフォアハンドでダウン・ザ・ラインに仕掛けたボールがサイドアウト。勝利の瞬間、デル=ポトロは雄たけびを上げた。
添田はこの試合、ファーストサーブの確率こそ53%だったが、決まった時には80%と高い確率でポイントに結び付けていた。一方のデル=ポトロは、ファーストサーブ時は71%の確率でポイントを奪っていた。
2年連続となる3回戦進出を決めたデル=ポトロは、第19シードの錦織圭(日本)と4回戦進出を懸けて対戦する。
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