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　【ウィンブルドン共同】テニスの四大大会第３戦、ウィンブルドン選手権は２５日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで開幕する。日本勢はシングルスに男女計６人が出場し、第１日は女子で森田あゆみ（日本）（キヤノン）と、辞退選手が出たために繰り上がりで出場した土居美咲（日本）（ミキハウス）が１回戦に臨む。

　センターコートは男子で２連覇を狙うノバク・ジョコビッチ（セルビア）、女子で四大大会全制覇を達成したマリア・シャラポワ（ロシア）の第１シードが初戦を行う。

　男子で復帰戦となる第１９シードの錦織圭（日本）（日清食品）は２４日、練習コートで調整後に記者会見し、４月下旬に肉離れした左脇腹について「百パーセントと言える状態ではないが、試合ができるくらいには治っている」と説明し「試合勘を失っているというのもあると思う。１試合目を勝つことがすごく重要」と意気込みを語った。

　男子で錦織、添田豪（日本）（空旅ドットコム）伊藤竜馬（日本）（北日本物産）はいずれも初勝利を目指し、女子で４１歳のクルム伊達公子（日本）（エステティックＴＢＣ）とともに第２日以降に登場する。伝統の芝の大会は第１２６回を迎え、閉幕後はロンドン五輪の舞台となる。