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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会10日目の5日、センターコート第2試合で男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第6シードのJW・ツォンガ(フランス)に6-1, 5-7, 5-7, 7-6 (8-6), 6-1のフルセットで勝利、2年連続となるベスト4進出を決めた。
満員御礼となったセンターコートは地元勢であるツォンガの応援が大半であり、第4セットであった4本のマッチポイントではほぼ全ての観客が歓喜の瞬間を待ち望んだ。しかし、その全てのピンチをジョコビッチは切り抜けた。
「試合開始から信じられませんでした。」とジョコビッチ。「第1セットと第2セットでブレークアップするまでは、本当に良いプレーでした。観客はジョーの応援をしていました。彼が本当に良いプレーをはじめました。集中力を保つのが本当に難しかったですが、自分にもチャンスはあると信じていました。彼は本当にアグレッシブなプレーでしたし、もし彼が勝ったとしても、それはそれでふさわしいと思います。」
ファイナルセット第7ゲームで訪れたジョコビッチ最初のマッチポイント、この場面でバックハンドのウィナーを決めたジョコビッチはその場で大きなガッツポーズを作り、勝利の喜びを全身で表した。
Y・ノア(フランス)以来となる地元勢の全仏制覇の期待がかかっていたツォンガは、試合終了後、自分のベンチに腰かけると頭からタオルをかぶり、敗戦の悔しさを噛みしめると、会場からは健闘を称えるツォンガコールが沸き起こった。
男子テニスでは43年ぶりとなるグランドスラム4連勝の偉業達成の可能性を残したジョコビッチは、準決勝でR・フェデラー(スイス)と対戦する。第3シードのフェデラーはこの日、第9シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に3-6, 6-7 (4-7), 6-2, 6-0, 6-3と、2セットダウンからの劇的な逆転勝利を飾っている。
この日の勝利でグランドスラム通算26連勝となったジョコビッチは、昨年の今大会準決勝でフェデラーに敗れ、開幕から続いていた連勝を41で止められていた。
「僕ら2人とも2日間の休養があるのは良いことだね。」とジョコビッチ。「2011年のときのような素晴らしい試合になるといいね。ロジャーとの対戦は、いつでも大きな挑戦です。彼は素晴らしい選手であり、偉大なチャンピオンです。」
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