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女子テニスツアーのe-Boksオープン(デンマーク/コペンハーゲン、賞金総額22万ドル、ハード)は9日、シングルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(日本)はT・バボス(ハンガリー)に6-1, 6-7 (4-7), 5-7の逆転で敗退、初戦突破はならなかった。
41歳のクルム伊達は18歳のバボスに対し、第1セットでは2度のブレークに成功すると、ブレークピンチに直面することなくサービスキープを続け、セットを先取する。
今年の1月の対戦ではバボスに勝利していたクルム伊達は、第2セットでも5-3とリードを奪うが、ここからバボスに追いつかれてしまい、タイブレークの末にセットオールとされてしまう。
第2セットで試合を決められなかったクルム伊達は、第3セットでも先にブレークに成功してゲームカウント5-2とリードを奪うが、ここからバボスに5ゲームを連取されてゲームセット。2時間17分で敗退となった。
世界ランク84位のクルム伊達は、5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチで2本のマッチポイントのチャンスがあったが、試合を決めることができなかった。
クルム伊達がWTAツアーにデビューしてから4年後に生まれていたバボスは「今日はタフな試合でしたし、本当に大きな勝利です。彼女には1月に負けていました。今日の彼女は第1セットで素晴らしいスタートを決めましたから、本当に頑張らなくてはなりませんでした。」とコメント。
またバボスは「第1セットに効果的だった公子の深くて低いショットに対抗するために、フットワークに気を付けました。また自分のショットもペースを変えたり、スピンを多くしたりして彼女を動かすようにしました。アップダウンの多い試合でしたが、幸運なことに勝てましたし、彼女との戦績を1勝1敗にできたので満足しています。」と、試合について語っている。
昨年プロデビューしたばかりのバボスは、今季初めは世界ランク153位だったものの、2月にはボゴタでベスト4進出、モンテレイでは自身初となるツアー優勝を果たすなど好成績を残し、現在は自己最高となる67位にランキングを急上昇させている。
この他の試合では、A・ブリアンティ(イタリア)がK・バロア(ドイツ)に6-2, 3-6, 6-4で、Y・プティンツェワがK・バルバに6-4, 7-5で勝利している。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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