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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、賞金総額469万4969ドル、ハード)は12日、シングルス3回戦8試合が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第29シードのK・アンダーソン(南アフリカ)に6-2, 6-3のストレートで勝利、4回戦に駒を進めた。
今大会のディフェンディング・チャンピオンであるジョコビッチは、第1セットで2度、第2セットで1度のブレークに成功すると、1時間37分で勝利を決めた。
一方で世界ランク30位のアンダーソンは、試合を通して5ゲームをデュースまでもつれる展開に持ち込んだものの、1度もブレークを奪うことはできなかった。これでアンダーソンは、ジョコビッチに対し4試合連続でストレート負けとなった。
「彼のリターンゲームはとてもアグレッシブです。」とジョコビッチ。「彼の身長から想像できるように、彼は素晴らしいサーブを打ってきますから、こちらも良いリターンで対抗する必要がありました。我慢強く自分のチャンスを待ちました。」
2008年にも今大会で優勝しているジョコビッチは、4回戦でP・アンジャーと対戦する。アンジャーはこの日、A・ラモス(スペイン)を7-6 (7-5), 6-4で下し、4回戦に進出している。
この日は地元アメリカ勢の中からM・フィッシュ(アメリカ)とA・ロディック(アメリカ)が揃って敗れている。
第8シードのフィッシュは予選勝者のM・エブデン(オーストラリア)に3-6, 4-6で敗れている。この試合では、第2セット終盤でフィッシュが妨害行為でペナルティを受けていた。
ボレーのウィナーを決めたと思ったフィッシュは、ポイントが決まる直前に「カモン!」と叫んでしまう。声を発した時、エブデンはボールを追いかけていた最中であり、それを妨害行為と判断した主審はポイントをエブデンに与えた。
国際テニス連盟のルールによると、こういった妨害行為が故意になされたものであれば相手のポイントに、不注意によるものであればレットとなりポイントはやり直される。今回はエブデンのポイントになったことから、審判はフィッシュの行為を故意だと認めたことになる。それを受けたフィッシュは、試合後に主審と握手しなかった。
試合後にフィッシュは「あれが彼のプレーに影響が出たとは思えない。だけど、彼がショットを返せなければ、レットはあったかもしれない。結果は違ったけれどね。僕のツアー人生の中で、そんな妨害はしたことがない。ただ自分を鼓舞しようとしただけさ。」と、弁明していた。
元世界王者のロディックは第7シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)と対戦、これまでにアメリカで行われた両者の対戦は全てロディックが勝利していたが、この日はベルディフが6-3, 4-6, 6-2のフルセットで勝利している。
この試合の結果、ロディックは今季の通算成績を5勝5敗とするとともに、トップ10との最近14試合で13敗となっている。
この他の試合の結果は以下の通り。
J・アイズナー(アメリカ) (11) ○-× J・モナコ(アルゼンチン) (22), 7-5, 7-5
N・アルマグロ(スペイン) (12) ○-× S・ヒラルド(コロンビア), 4-6, 6-2, 7-6 (7-2)
G・シモン(フランス) (13) ○-× S・ワウリンカ(スイス) (23), 6-4, 6-4
この日はナイトセッションでG・ガルシア=ロペス(スペイン)とR・ハリソン(アメリカ)の3回戦が行われている。
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