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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会3日目の18日、女子シングルスのトップハーフ2回戦16試合が行われ、ディフェンディング・チャンピオンのK・クレイステルス(ベルギー)がS・フォレッツ(フランス)に6-0, 6-1で圧勝したほか、上位陣が3回戦に駒を進めた。
2週間前に出場したブリスベン大会では、準決勝で臀部を負傷して途中棄権となっていたクレイステルスだったが、この日は怪我の影響を全く見せず、フォレッツをわずか47分で一蹴した。
試合後のオンコートインタビューに応じたクレイステルスは、インタビュアーであるR・スタブズ(オーストラリア)にベルギーにいる妹のために「ハッピーバースデー」をリクエスト。クレイステルスが歌い始めると、ロッド・レーバー・アリーナの観客は大合唱で盛り上がる一幕もあった。
大会連覇を目指す第11シードのクレイステルスは、3回戦でD・ハンチュコバ(スロバキア)と対戦する。第20シードのハンチュコバは、L・ツレンコ(ウクライナ)を4-6, 6-4, 6-3の逆転で破っている。
「怪我をしたときは、ダニエラとの対戦中でした。」とブリスベンでの怪我について語ったクレイステルス。「今シーズンの彼女は良いプレーをしています。私たちは14歳以下の大会から一緒にプレーしています。もうすぐ30歳というのに、また対戦します。」
第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)はA・タチシュビリ(グルジア)に6-1, 7-6 (7-4)のストレートで勝利、3回戦に進出している。
今大会では最低でもベスト8に進出しないと世界ランク1位の座を失うこととなるウォズニアキは、第2セットでタチシュビリに2度のブレークを許すなど、劣勢をはねのけてのストレート勝ちとなった。
この日のナイトセッションに登場した第3シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)は、世界ランク126位のC・デラクア(オーストラリア)に6-1, 6-0で快勝、わずか57分で3回戦に進出している。
この他の試合の結果は以下の通り。
N・リー(中国) (5) ○-× O・ロゴウスカ(オーストラリア), 6-2, 6-2
A・ラドワンスカ(ポーランド) (8) ○-× P・オルマエチェア, 6-3, 6-1
R・オプランディ(スイス) ○-× F・スキアボーネ(イタリア) (10), 6-4, 6-3
J・ヤンコビッチ(セルビア) (13) ○-× K・チャン(台湾), 6-4, 6-2
I・ベネソバ(チェコ共和国) ○-× S・ポン(中国) (16), 6-2, 6-4
J・ジョルジュ (22) ○-× E・ダニリドー(ギリシア), 6-2, 2-0, 途中棄権
A・メディーナ=ガリゲス(スペイン) (26) ○-× O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ), 6-1, 6-0
M・ニクルスク(ルーマニア) (31) ○-× P・パルメンティエ(フランス), 4-6, 6-4, 6-1
M・バーテル(ドイツ) ○-× P・ツェトコフサ(チェコ共和国) (32), 7-5, 6-3
N・ブラチコワ(ロシア) ○-× A・ブリアンティ(イタリア), 6-2, 6-1
C・マーケイル(アメリカ) ○-× M・イラコビッチ(ニュージーランド), 3-6, 7-6 (7-4), 6-3
G・ウォスコボエワ(カザフスタン) ○-× T・ピロンコバ(ブルガリア), 6-4, 6-4
今大会の優勝賞金は230万豪ドル。
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