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男子テニスツアーのチェンナイ・オープン(インド/チェンナイ、賞金総額39万8250ドル、ハード)は8日、シングルス決勝が行われ、第4シードのM・ラオニチ(カナダ)がJ・ティプサレビッチ(セルビア)が6-7 (4-7), 7-6 (7-4), 7-6 (7-4)の死闘を制し、今季初タイトルと優勝賞金7万1900ドルを手に入れた。
「とても良い気分です。」と勝利の感想を語ったラオニチは、今大会を通して全てのサービスゲームをキープしての優勝となった。これは2008年にR・フェデラー(スイス)がハーレ大会で達成して以来となる。
第1セットでは自らのサービスゲームで4ポイントしか落とさなかったラオニチは、4本のブレークチャンスがあったものの、それを生かすことができず、タイブレークの末にセットを落としてしまう。
「ティプサレビッチにチャンスを生かされました。」とラオニチ。「だけど、第2、第3セットでは自分のチャンスを生かせました。」
第2セットのタイブレークでは4-1とリードを奪ったラオニチは、そのままセットオールに追いつくと、第3セットのタイブレークでもサーブでアドバンテージを握り、3時間13分のマラソンマッチを制した。
この日の試合で35本のサービスエースを決め、ファーストサーブでは平均時速199kmを記録したラオニチは「僕のサーブは大きな要素です。僕の試合の99%を占めます。僕の仕事は、サーブに気を付けること。」と、自らの武器への絶対の自信を語った。
一方、これでツアー決勝での戦績を2勝6敗とした世界ランク9位のティプサレビッチは「ミロみたいな選手は特別です。最後まで誰が勝つか分からない素晴らしい試合でした。負けたのは運がありませんでした。勝敗を分けたのは、わずかに数ポイントの差でした。次回こそは、彼よりも良いプレーをしたいです。」と、リベンジを誓っていた。
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