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男子テニスのシニアツアーであるAEGONマスターズ・テニス（英国/ロンドン、ハード）は２日、シングルス３試合が行われ、Ｊ・マッケンロー（アメリカ）がＲ・クライチェック（オランダ）に6-3, 7-5のストレートで勝利、決勝進出に可能性を残した。

前日にマッケンローに勝利していたＰ・キャッシュ（オーストラリア）は、Ｈ・ルコント（フランス）を6-7 (6-8), 7-6 (7-4), [10-8]の接戦の末に下し、今大会での全勝を守り通した。

土曜日に予定されている試合でマッケンローとルコントが対戦し、その試合の勝者が決勝に進出する。

「勝ち進むために何でもするよ。ここのファンは素晴らしいからね。」とマッケンロー。「良いプレーができたし、勝つこともできた。だけど、まだ明日にもタフマッチが控えているね。」

一方、これで２連敗となったルコントであるが、まだまだ決勝進出の可能性を残している。またこの日の試合で、ルコントは現役時代の思い出を思い出したようだ。

「パットと素晴らしい試合でした。本当に楽しみました。デビスカップに優勝してから２０年も経つのに、同じ金曜日にまた試合をしているなんて面白いことだね。長い間、あんなふうにプレーできたことはありませんでしたし、ジョンが相手でも同じことができればいいね。」

２０００年の今大会で優勝しているキャッシュは、すでに日曜日に行われる決勝に進出することが決まっている。

この他の試合では、チャンピオンズ・ツアーのデビュー戦となったＦ・サントロ（フランス）がＹ・エル・アイナウイ（モロッコ）に6-7 (2-7), 6-4, [10-8]に勝利している。