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女子テニスツアー最終戦であるWTAチャンピオンシップ(トルコ/イスタンブール、賞金総額490万ドル、ハード)は大会初日の25日、ラウンドロビンのシングルス3試合が行われ、世界ランク1位のC・ウォズニアキ(デンマーク)がA・ラドワンスカ(ポーランド)に5-7, 6-2, 6-4の逆転で勝利、初戦を白星で飾った。
この他の試合では、今年のウィンブルドンを制したP・クヴィトバ(チェコ共和国)がV・ズヴォナレーワ(ロシア)を6-2, 6-4で勝利。またUSオープンで優勝したS・ストザー(オーストラリア)がM・シャラポワ(ロシア)から6-1, 7-5のストレートで勝利している。
第3セットで4-2とリードしていたウォズニアキであったが、ラドワンスカにブレークバックを許してしまう。しかし、第10ゲームでこのセット2度目となるブレークに成功したウォズニアキが2時間39分で勝利、ラウンドロビン1勝目を挙げた。
第1セットでは3本のセットポイントがありながらも、ラドワンスカに先制を許していたウォズニアキは「第1セットをとれなくて、少しイラついてしまいましたが、冷静さを保つことができ、逆転できました。」と、試合を振り返った。
今回が初のツアー最終戦出場となる21歳のクヴィトバは、試合を通して7度のブレークに成功するなどズヴォナレーワのサービスゲームでポイントを重ね、1時間25分で今大会初勝利を挙げている。
これまでの対戦では、世界ランク2位のシャラポワに9連敗を喫していたストザーであったが、この日はブレークピンチに直面することなく第1セットを先取する。
足首を負傷した東レ・パン・パシフィック・オープン準々決勝以来の試合となるシャラポワは、第2セットに入ると3-0とリードを奪うが、ストザーに追いつかれてしまうと、第11ゲームで痛恨のブレークを許していた。
「チャンスはありました。」とシャラポワ。「1か月ぶりに復帰して、いきなりこのレベルでプレーするのは大変なことです。ですが、チャンスも作り出せましたし、ここに来るまでにできる限りのことはしてきました。」
今シーズンに最も活躍した8人の選手で争われる今大会は、まず4人ずつ2組に分かれて予選グループが行われ、その後、各グループの上位2名ずつがベスト4として決勝トーナメントを行う。
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