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女子テニスツアーのガシュタイン女子(オーストリア/バートガシュタイン、賞金総額22万ドル、クレー)は17日、シングルス決勝が行われ、MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)が主催者推薦で出場のP・メイヤー(オーストリア)に6-0, 7-5のストレートで勝利、キャリア通算4勝目となるタイトルと優勝賞金3万7000ドルを手に入れた。
世界ランク54位のマルチネス=サンチェスは、2009年のボゴタとバスタッド、そして昨年のローマに続くツアータイトルとなる。また全ての優勝は、クレーコートでのこととなる。
「1週間のうちにたくさんの試合をする事は、本当に自分にとって良いステップですし、自信につながります。」とマルチネス=サンチェスは喜びを語っている。
世界ランク109位のメイヤーは、準決勝でK・ペルバク(ロシア)にダブルベーグルの完勝でキャリア初となるツアー決勝進出を果たしていたが、この日は第1セットのサービスゲームで4ポイントしか獲得できないなど、ベーグルでセットを先制されてしまう。
今季初となる決勝の舞台に臨んでいた28歳のマルチネス=サンチェスは、試合開始から7ゲームを連取する好スタートを切ったが、第2セットでは2度のブレークをメイヤーに許し、ゲームカウント1-4とリードを奪われていた。
しかし、ここからマルチネス=サンチェスは脅威の粘りを発揮、6本あったブレークピンチをことごとく跳ね除けると、続く7ゲームのうち6ゲームを奪取、強風の中でのサーブに苦しむメイヤーを突き放した。
2年前に自己最高となる世界ランク70位を記録していたメイヤーは、今大会の決勝に進出したことで、月曜日に発表される最新の世界ランキングでトップ100に復帰することとなる。
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