女子テニスで世界ランク85位の
S・ソリベス=トルモ(スペイン)が17日、自身のSNSを更新。「この数ヵ月、コートの上でずっと苦しんできた」と明かし、競技から離れ休養をとると発表した。また、期間については「一時的なものなのか、永久的なものなのかは分かない」としている。
28歳のソリベス=トルモはシングルスで2度、ダブルスでは6度のツアー優勝を果たしており、単複ともに活躍している選手。
そのソリベス=トルモは17日、自身のインスタグラムを更新。「少し休養を取ることに決めたので、そのことをお伝えしたいと思います。自分自身のために、心のために、そして体のために」と書き出し、胸の内を明かした。
「この数ヵ月、コートの上でずっと苦しんできました。コートの外で皆さんが見る明るくて元気なサラは、私が内に抱えている現実とはかけ離れています。練習すること、成長すること、そして試合に行くことへのワクワク感を失ってしまいました。落ち着いていられる時間よりも、苦しんでいる時間の方がずっと多いのです」
「これを言っているのは、努力して、成長して、競い合うことが大好きだった私自身です。だからこそ、助けが必要であると同時に、立ち止まって休むことも必要だと感じています。それが一時的なものなのか、永久的なものなのかは分かりません。でも、自分の体が感じていることに対して、正直で一貫性のある行動を取りたいのです」
この投稿に対し、国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ ファイナルのスペイン監督を務める
C・スアレス・ナバロ(スペイン)、世界ランク73位の
J・ブザス・マネイロ(スペイン)、同99位の
C・ガルシア(フランス)など、多くの選手が反応。励ましのコメントを寄せた。
また、男子テニスで世界ランク2位の
C・アルカラス(スペイン)は「彼女が必要としている答えを見つけられることを願っている。きっとまた笑顔で戦う姿を見られるはず。彼女は真の戦士だから」とコメントしている。
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