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男子テニスツアーのデルレイビーチ国際テニス選手権(アメリカ/フロリダ、賞金総額44万2500ドル、ハード)は23日、シングルス2回戦4試合が行なわれ、2008年の決勝の再現となった錦織圭(日本)とJ・ブレーク(アメリカ)の対戦は、錦織が6-3, 6-4のストレートで勝利、ベスト8に進出した。
2008年の初対戦時には、予選から決勝まで勝ち上がってきた18歳の錦織に対し、世界ランク12位のブレークが圧倒的に有利という予想を覆し、錦織がフルセットの逆転で勝利、自身初となるツアータイトルを獲得するとともに、自らの存在を世界に知らしめた。
そして今回、お互いに怪我を経て再び同じ会場での対戦となった両者であるが、21歳となった錦織が各セット1度ずつのブレークを奪い、わずか63分で勝利となった。
「今夜は、3年前の決勝で対戦したことが思い出されました。」と錦織。「2回戦で対戦するのは変な感じです。僕達は2人とも以前とは違いますし、彼は怪我をして、僕は手術を受けました。だから、まったく新しい対戦でした。」
試合を通して1度もサービスブレークすることが出来なかったブレークは「彼は良い確率でファーストサーブを決めていたし、こちらはセカンドサーブでプレッシャーをかけられなかった。それで相手を楽にさせてしまった。それに、自分が良いボールを打っていると感じていても、彼も素晴らしいボールを打ってきたからがっかりしてしまうよ。」と、錦織のプレーを称えた。
ここまで2試合連続でストレート勝ちの錦織は、予選から勝ち上がってきたR・スウィーティング(アメリカ)と対戦する。スウィーティングはこの日の2回戦で、第3シードのS・クエリー(アメリカ)を7-6 (7-5), 6-4で破る番狂わせを起こしている。
この他の試合では、第6シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)がB・カブチッチ(スロベニア)を6-2, 6-7 (8-10), 6-3で、I・ドディグ(クロアチア)がD・セラ(イスラエル)を2-6, 6-3, 6-2で下し、それぞれベスト8入りを決めている。
この日は唯一残っていたシングルス1回戦1試合も行なわれており、第8シードのA・マンナリノ(フランス)がL・メイヤー(アルゼンチン)を1-6, 7-6 (7-3), 6-4の逆転で下し、2回戦に駒を進めている。
今大会の優勝賞金は7万6500ドル。
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