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2009年に後背部の怪我から復活を遂げた、男子テニスの元世界ランク21位であるT・デント(アメリカ)が、プロテニスからの引退を発表した。
29歳のデントは現在の男子ツアーでは珍しくなったサーブ&ボレーを得意とするプレースタイルで世界ランク21位まで登り詰めたが、2006年と2007年に負傷した背中の手術を3度も受け、一時は歩くことすら困難な状況に陥っていた。
「12年もの間、最高のレベルで競技を行う名誉を与えられ、テニスをしていなければ行けない様な場所にも行くことが出来ました。そして、人生の友となるような多くの人々と出会えました。」
「家族ともっと長い時間を過ごすのを楽しみにしています。テニスにはこれからも関わりたいと考えていますし、これまでのツアー生活では出来なかったことを見つけることにワクワクしています。」
デントは元トップ20選手である1974年の全豪オープン準優勝者である父P・デントの指導を受けプロデビューを果たすと、2004年にはオープン化以降初となるATPタイトルを獲得した親子となっていた。
2週間前のモンペリエ大会が最後のツアー出場となったデントは、通算成績151勝140敗という記録を残している。
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