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国内テニスツアーのニッケ全日本テニス選手権(東京/有明コロシアム、賞金総額1020万円、ハード)は4日、男子シングルス3回戦が行われ、第1シードの伊藤竜馬(日本)が第15シードの関口周一(日本)を6-1, 6-3のストレートで下し、準々決勝進出を決めた。
2008年以来となる決勝進出を目指す伊藤は、第12シードの仁木拓人(日本)とベスト4の座を争う。仁木はこの日、第7シードの井藤祐一(日本)を3-6, 6-1, 6-4の逆転で下しベスト8入りを果たしている。
第2シードの杉田祐一(日本)は第16シードの綿貫裕介(日本)を6-3, 4-6, 6-2のフルセットで振り切ってのベスト8入りとなった。昨年の準優勝者である杉田は、第6シードの三橋淳(日本)と準々決勝で対戦する。三橋は竹内研人(日本)を7-5, 6-7 (6-8), 6-3で破り、ベスト8入りを決めた。
通算3度の全日本制覇を果たしている鈴木貴男(日本)は、18歳の内山靖崇(日本)を7-6 (11-9), 7-6 (7-5)で下し、3度目の優勝を飾った2007年以来となるベスト8入りを決めている。
第3シードの鈴木は松井俊英(日本)と準々決勝で対戦する。第8シードの松井は第9シードの岩見亮(日本)を6-3, 6-2のストレートで下し、ベスト8に名を連ねた。
この他の試合の結果は以下の通り。
守屋宏紀(日本) ○-× 松尾友貴(日本), 6-4, 6-4
近藤大生(日本) ○-× 小ノ澤新(日本), 7-5, 7-6 (7-4)
今大会の優勝者には、優勝賞金200万円と来年のジャパン・オープン本戦の主催者出場権が与えられる。
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