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テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会9日目の7日、女子シングルス準々決勝が行われ、第3シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)が第6シードのF・スキアボーネ(イタリア)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで下し、ベスト4に駒を進めた。
今大会では通算10度目となる準々決勝に臨んでいたヴィーナスは、この日の勝利によって3年ぶり8度目のベスト4進出を果たした。
1時間54分の試合を通して攻撃的な姿勢を崩さなかったヴィーナスは、第1セットのタイブレークで4-0から4-4に追いつかれたものの、再度突き放しセットを先取する。第2セットでは、2度あったリードをことごとく追いつかれたヴィーナスであったが、3度目のブレークで突き放した。
「フランチェスカとは何年も対戦しています。彼女には苦しめられた時もありましたが、何とかカムバックできました。彼女とプレーする時は、良いテニスをする必要があると分かっていました。今日のような風の中では、2人とも普段通りのプレーは出来たとは思いません。少しだけ堅実なプレーでしたが、大切な時にプレーの質を上げられました。」
共に30歳であるヴィーナスとスキアボーネがベスト8に残った今大会、30歳以上の選手が2人以上もグランドスラムのベスト8に名を連ねたのは、1999年のウィンブルドン以来となる。また勝利したヴィーナスは、2005年の今大会で決勝に進出したM・ピアース(フランス)以来となる、30歳以上での4強進出となった。
敗れたスキアボーネは、2003年以来となる準々決勝であったがベスト4入りとはいかなかった。「何とか追いつきましたが、5-5から2本のミスをしてしまいました。それがテニスです。」とタイブレークを振り返ったスキアボーネ。「だけど、私にとっては良い大会でした。」とコメントを残し、会場を後にした。
2001年以来のタイトルを目指すヴィーナスは、準々決勝で第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)と対戦することとなっている。
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