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女子テニスツアーのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルド、賞金総額70万ドル、クレー)は1日、シングルス準決勝2試合が行われ、主催者推薦で出場のJ・エナン(ベルギー)がS・ペア(イスラエル)を6-3, 6-2のストレートで下し、復帰後で3回目となる決勝進出を決めた。
試合の行われた5月1日が23回目の誕生日だったペアであったが、今季初タイトルを狙う元女王エナンの前になす術がなかった。
「いくつかミスもしたけれど、今日は十分に良いプレーだったわ。積極的なプレーを続けるだけです。私が積極的なプレーをしている時は、とても良い試合が出来ています。」とエナンは自らの調子についてコメントしている。
通算42個目のツアータイトルを狙うエナンは、決勝でS・ストザー(オーストラリア)と対戦する。第7シードのストザーは、A・ラプシチェンコワ(ロシア)を7-5, 6-3で下しての決勝進出となっている。
全仏オープンで4度のシングルス制覇を果たすなど、2008年の引退前まではツアー屈指のクレーコート巧者であったエナンは、今大会では2007年に優勝しているほか、2001年と2003年には準優勝に輝いている。
「ここで良いプレーが出来ているのは素晴らしいことですし、決勝に進出できたのもうれしいです。この調子が続くといいですね。」と語ったエナンは、先週痛めた小指の怪我が完治していない。
1月の復帰後、ブリスベン大会と全豪オープンで決勝に進出してはいるものの、いまだタイトル獲得には至っていないエナンは「最初のタイトルを勝てれば、とても素敵なことですね。クレーコートが助けてくれるでしょう。」と決勝への意欲を語っている。
今大会の優勝賞金は10万7000ドル。
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