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女子テニスツアーを統括するWTAと携帯電話メーカーのソニー・エリクソンが、スポンサーシップ契約を2012年まで延長する合意に達したことが分かった。しかしながら、スポンサー契約は継続されるものの女子ツアーの冠スポンサーからは撤退することになった。
ソニー・エリクソンは2005年から、6年間8800万ドルの条件でWTAツアーの冠スポンサーとしてツアーを支えてきたが、2010年末をもって契約が切れるため、その後の女子ツアーの名称は「WTAツアー」となる。
WTAのチェアマンでCEOのステイシー・アラスター女史は電話でのインタビューに「冠スポンサーとしてではありませんが、彼らがツアーのメインスポンサーで国際的なパートナーであることは変わりません。ソニー・エリクソンより上にくる企業はないでしょうし、そのことは約束されています。」と答えた。
さらに続けて「女子テニスにおいて、ソニー・エリクソンは最高のスポンサーの一つでした。今回の新しい契約は私達に経済的な安定をもたらしてくれます。さらに現在の経済状況を生き抜くための最優先事項です。」と付け加えた。
ソニー・エリクソンは女子ツアー最終戦のネーミング・ライツも保持していたが、今後はそれも失うこととなる。またアラスターは新しい冠スポンサーを探すことはしないだろうとし、大会スポンサーについては市場で新しいパートナーを見つけるとしている。
今回のスポンサー契約の期間と総額は明らかにされていないものの、アラスターによれば以前の契約と比べて違いは少ないとのこと。
「以前とは違う時期ということに疑問はないでしょう。契約内容は組み替えられています。WTAツアーにとって、とても良い契約です。2011年と12年において経済的に安定します。」とアラスターは述べている。
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