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３月１０日に開幕するＢＮＰパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、賞金総額４５０万ドル、ハード）の大会期間中に、１月１２日に２３万人もの死者を出したＭ７.０の大震災に見舞われたハイチのためのチャリティーマッチが開催される。その試合にＳ・グラフ（ドイツ）、Ｍ・ナブラチロワ（アメリカ）、そしてＬ・ダベンポート（アメリカ）らが参加することが発表された。

「ヒット・フォー・ハイチ」と銘打ったこのイベントは大会期間中の３月１２日に行われ、女子ダブルスと男子ダブルスが予定されている。女子ダブルスには先の３人に加え現役選手からＪ・エナン（ベルギー）も参加することが決まっている。また男子ダブルスには、Ｒ・フェデラー（スイス）、Ｒ・ナダル（スペイン）、Ｐ・サンプラス（アメリカ）、そしてＡ・アガシ（アメリカ）とそうそうたる顔ぶれだ。

トーナメント・ディレクターのスティーブ・サイモン氏は、このイベントで少なくとも１００万ドルの寄付を集めるとしている。全豪オープン期間中に催されたイベントでは、６０万ドル以上の寄付が集まった。

男子ダブルスでは、フェデラーとサンプラスがペアを組みナダル/アガシ組と対戦する。一方の女子ダブルスでは、グラフとダベンポートがペアを組みナブラチロワ/エナン組と試合を行う。

このイベントのチケットの収益は全てアメリカ赤十字に寄付されるほか、現地でも寄付することが出来る。