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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会10日目の27日、男子シングルス準々決勝が行われ、第10シードのJW・ツォンガ(フランス)が、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を7-6 (10-8), 6-7 (5-7), 1-6, 6-3, 6-1のフルセットで破り、自身2度目となる今大会ベスト4進出を決めた。
2008年の決勝でツォンガを破りタイトルを手にしていたジョコビッチであったが、この日は試合途中で呼吸に苦しむばかりではなく、胃痛のためにプレーを止める場面が何度か見られ、第4セット途中でメディカルタイムアウトを要求していた。
ジョコビッチによると、試合前から胃が不調だったとし、おそらく何か悪いものを食べたということだった。「トイレに行かなければ、コートで吐いていたよ。ガソリンを大量に失ったらエンジンは止まってしまう。そんな感じだったよ。」
一方のツォンガは、体調不良がジョコビッチに及ぼした影響について定かではなかった。「彼は少し胃に問題を抱えていたようだった。彼が時々プレーを止めてしまうから奇妙だった。彼がプレーすることが大切になり始めたよ。」
昨年の今大会にディフェンディング・チャンピオンとして出場したジョコビッチは、準々決勝のA・ロディック(アメリカ)との試合を猛暑による体調不良が原因で棄権していた。
3時間52分に及んだ試合を制したツォンガは、準決勝で第1シードのR・フェデラー(スイス)と対戦する。フェデラーは第6シードのN・ダビデンコ(ロシア)を2-6, 6-3, 6-0, 7-5で下し、7年連続となるベスト4進出を果たした。
自らのグランドスラムでの連続ベスト4進出記録を「23」としたフェデラーは「信じられないよ。ここまで何年も軍ランドスラムで良いプレーができるなんて。いくつかの理由で、今大会は準決勝に進出できないかも知れないかもって心配していたんだ。今ではホッとしているし、記録を1つ伸ばせた。僕の記録の中でも、最も信じられないものの一つだね。」と記録更新に安心した様子。
ダビデンコの連勝記録を「13」で止めたフェデラーは、昨年のツアー最終戦と今季の開幕戦でダビデンコに連敗を喫していた。「彼とはたくさん対戦していたからね、彼がとても堅実なプレーをして来ることは分かっていた。僕はポジティブにいようとしただけだよ。」
ドローのもう片方の山では、第5シードのA・マレー(英国)と第14シードのM・チリッチ(クロアチア)がすでに準決勝進出を決めている。
今大会の優勝賞金は210万豪ドル。日本円でおよそ1億7640万円。
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