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ダビデンコがナダル破り優勝◇上海マスターズ

男子テニスツアーのマスターズ・シリーズである上海マスターズ(中国/上海、賞金総額525万ドル、ハード)は18日、シングルス決勝が行なわれ、第6シードのN・ダビデンコ(ロシア)が第1シードのR・ナダル(スペイン)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下し、今季4勝目、通算18度目となるツアー優勝を果たした。

「少しだけラッキーだったと思うけど、今日はとても良いプレーが出来た。このアジアでの3週間は良い仕事が出来たよ。」と語るダビデンコは、2週間前のクアラルンプール大会でもタイトルを獲得していた。

USオープンで腹筋を痛め、先週の大会でおよそ1ヶ月ぶりのツアー復帰を果たしていたナダルは、今大会では準々決勝でI・リュビチッチ(クロアチア)、準決勝でF・ロペス(スペイン)が試合途中で棄権するという幸運にも助けられ決勝に進出していた。

復帰戦となった先週の中国オープンでベスト4入りを果たしていたナダルは、今季の全仏オープン後も膝の治療のために2ヶ月ほどツアーを離脱しており、ディフェンディング・チャンピオンとして出場するはずだったウィンブルドンも欠場していた。

「第1セットではチャンスもあったし、今回が怪我から復帰してからトップ選手との初めての試合だったことに満足しているよ。本当に勝てるチャンスがある感覚がしたんだ。」と語ったナダルは続けて「それが一番大切なことで、前向きな姿勢で戦い抜けたし、身体にも問題がなかった。僕にとっては、とても良いニュースだね。」と、ツアー最終戦に向けて前向きな姿勢を見せた。

ナダルはこの日の敗戦で、今季の決勝での戦績を5勝3敗とするとともに、ダビデンコとの通算成績を4勝3敗としている。

この試合のマッチポイントでは、ちょっとしたドラマが起きた。ダビデンコのサービスゲームとして迎えた第10ゲーム、ダビデンコのマッチポイントで両者激しいラリーの応酬が続く中、ナダルが放ったフォアハンドが少し遅れてアウトの判定に。

しかし、ここでナダルはこの判定に対し画像判定によるチャレンジを実施する。両者が固唾を飲んでCGリプレイを見守ると、ボールはわずかにベースラインを超えアウトの判定は覆らず、この瞬間ダビデンコの勝利が確定、お互いにネットに駆け寄り健闘を称えあった。

また第1セットでは決勝にふさわしい接戦が繰り広げられ、第3ゲームでダビデンコがブレークに成功しリードを奪うも、第8ゲームでナダルがブレークバックに成功し試合を振り出しに戻す。

ダビデンコはこのときのことを「第1セットで4-4になったとき、彼にブレークバックされて第1セットを取るチャンスを失ったと思っていたよ。タイブレークで良いプレーが出来て、第1セットを先取することが出来た。その時にチャンスがあると思ったんだ。」と振り返っている。

第1セット第8ゲームでブレークバックに成功したナダルは、第10ゲームで再びチャンスを迎えたが、ここはダビデンコが何とか踏みとどまりタイブレークに持ち込むと、ミニブレークを重ねたダビデンコがこのセットを先取する。

第2セットに入ると、第6ゲームでこの試合2度目のブレークに成功したダビデンコがリード、そのリードを守りきったダビデンコが2時間3分で勝利を収めた。

世界ランク8位のダビデンコは、優勝賞金61万6500ドルと通算3個目となるマスターズ・タイトルと共に、1000のランキング・ポイントを獲得、ツアー最終戦の出場に向けて大きな前進となった。

(2009年10月19日10時52分)
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