HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのプロント・マレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、賞金総額94万7750ドル、ハード)は29日、シングルス1回戦6試合を行い、主催者推薦で出場のJ・ヨハンソン(スウェーデン)が第8シードのL・ヒューイット(オーストラリア)を7-6 (9-7), 6-3のストレートで下す金星を挙げた。
第1セットは両者サービスが好調で、お互い1度のブレークポイントも与える事無くタイブレークへ突入。そのタイブレークを接戦で制して第1セットを先取したヨハンソンは、第2セットでは9回握られたブレークポイント全てをしのぎ、ヒューイットは痛恨のダブルフォルトでブレークを許してしまった。その後自身のサーブをしっかりキープしたヨハンソンがストレートで初戦突破を果たした。
2005年2月に自己最高9位まで行ったヨハンソンは、右肩を痛めて一度引退していた。現在27歳の彼は昨年10月、地元スウェーデンでのストックホルム・オープンで復帰を決意。1年前の同大会以来となるATP大会での勝利を挙げていた。今年は2月からチャレンジャー大会に出場していたが、5月の大会の準決勝を棄権してから試合に出場していなかった。
現在、世界ランク446位のヨハンソンは、復活を懸けてR・ガスケ(フランス)とV・クリヴォイ(ルーマニア)の勝者とベスト8入りを懸けて戦う。
その他、M・ヨージニ(ロシア)も第7シードのD・フェレール(スペイン)を7-6 (7-3), 6-2で下しシードダウンを奪ったが、第6シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)はI・クニツィン(ロシア)を6-1, 3-6, 6-2で下して、この日のシード勢では唯一勝利を手にした。
「クアラルンプールには何日もいるしね。環境に慣れていたのが勝利へと結びついたんだと思う」と語るヨージニはM・バグダティス(キプロス)と、ベルディフはGr・シモンとC・ロクス(ベルギー)の勝者とそれぞれ2回戦を行う。
その他の試合では、M・バッサロ=アルグエッロ(アルゼンチン)がF・ロペス(スペイン)を6-3, 6-3のストレートで下した他、予選勝者のR・ボパンナ(インド)がJ・アカスーソ(アルゼンチン)を4-6, 6-3, 6-4で、K・ベック(スロバキア)が予選勝者のM・ククシュキンを1-6, 7-6 (7-4), 6-3と、逆転で下して2回戦進出を決めた。
バッサロ=アルグエッロは第5シードのG・モンフィス(フランス)とD・イストミン(ウズベキスタン)の勝者と、ボパンナは第4シードのF・ゴンサレス(チリ)と、ベックは第2シードのF・ベルダスコ(スペイン)とベスト8入りを懸けて2回戦を行う。今大会は上位4シード選手が1回戦を免除されており、2回戦からの登場となっている。
今大会の優勝賞金は15万4000ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.