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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップは20日、世界各国でワールドグループのプレーオフが開催され、敵地イタリアに乗り込んだスイスは世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)らの活躍で通算3勝2敗で勝利、来季デビスカップのワールドグループ残留を果たした。
初日のシングルス2勝したものの、2日目のダブルスで1敗としていたスイスは、3日目のシングルス第1試合にフェデラーを起用、途中で雨により2時間ほど試合は中断されたものの、P・スタラーチェ(イタリア)を6-3, 6-0, 6-4のストレートで下し、この時点でスイスが3勝目を挙げ、来季のワールドグループ入りが確定した。
この結果、消化試合となったシングルス第2試合ではF・フォニュイーニ(イタリア)がM・ラマーに7-5, 7-6 (7-4)で勝利、通算3勝2敗でスイスの勝利となった。
USオープン決勝でJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れてから1週間も経たないうちに試合に臨んでいたフェデラーは「我々にとってタフな週末だったけど、スイスの勝利に貢献できて嬉しい。とても良いプレーをすることが出来た。」と、母国の勝利に満足な様子。
またフェデラーは今後2週間ほどの休養に入ることも発表している。「ひどい休暇を過ごさなければならない。足にも腕にも問題があって、全身が痛むんだ。それに赤ちゃんの面倒も見なければならないからね。ここ数週間、テニスコートでたくさんの時間を費やしていたから。」
一方、デビスカップのシングルスで初めての敗戦となったスタラーチェは「全てを試したんだけど、今日の彼は特別に良かったね。」と、白旗を揚げるしかなかった。
フェデラーはこの日の勝利で、デビスカップのシングルスで12連勝としている。フェデラーが最後にデビスカップで負けたのは2003年までさかのぼり、準決勝でL・ヒューイット(オーストラリア)にフルセットで敗れている。
この他に行われていたプレーオフでは、フランス、スウェーデン、セルビア、インドなどが勝利を収めており、来季のワールドグループ入りを決めている。
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