- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

復帰のクレイステルスが2度目のメジャー制覇◇USオープン

テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会14日目の13日、女子シングルス決勝が行なわれ、主催者推薦で出場のK・クレイステルス(ベルギー)が、第9シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)を7-5, 6-3のストレートで下し、見事タイトルを獲得した。

2007年にツアーから引退し、今年の夏に2年ぶりとなる復帰を果たしていたクレイステルスは、今大会で初めてとなるノーシードからの優勝を達成しただけでなく、1980年以来となる母親としてのグランドスラムタイトル獲得となった。

チャンピオンシップ・ポイントでグラウンドスマッシュを決めた瞬間、クレイステルスはその場に崩れ落ち、優勝の喜びをかみ締めていた。その顔には喜びの涙と、少しばかりの衝撃が映し出されていた。彼女の生後18ヶ月になる長女ジェイダちゃんは、おしゃぶりとともに試合を見守っており、試合後のフォトセッションの最中にはコートに降り立ち、母親と一緒にトロフィーを掲げた。

チャンピオンスピーチでクレイステルスは「本当にこれは計画にありませんでした。私はただ3大会に出場して、テニスをプレーする生活リズムに戻り、その環境に慣れたかっただけです。」と、驚きと共に喜びを述べた。

優勝までの道のりで、V・ウィリアムズ(アメリカ)S・ウィリアムズ(アメリカ)の両方を破り、10代のシード選手2名を破っているクレイステルスは、ウィリアムズ姉妹が得意とするパワーテニスと、ウォズニアキが得意とする我慢比べのような試合の両方に適応し、いずれも打ち破った。

第1セットでウォズニアキに先にブレークを許したクレイステルスは、ゲームカウント2-4と劣勢に立たされるも、すぐさまブレークバックに成功すると、その後もウォズニアキに先行されては追いつくという展開となる。ゲームカウント5-5で迎えた第11ゲーム、クレイステルスがこのセット4度目のブレークに成功し、この試合始めてのリードを奪うと、続く自らのサービスゲームをキープして第1セットを56分で先取する。

第1セットを先取して勢いに乗るクレイステルスは、第2セットだけで20本のウィナーを決めるなど、ウォズニアキに1本のブレークチャンスすら与えず、2005年以来2度目のグランドスラム優勝を成し遂げた。

ツアー復帰後、今大会出場前までに2大会しか出場していないクレイステルスは、ランキングリストに載るために十分な大会数をこなしておらず、今大会には異例の「ランキングなし」の状態で出場していた。しかし、今回の優勝で最新のランキングでは20位台になることが決定的になった。

いきなりトップ選手としてツアーに復帰したクレイステルスだが、しばらくはランキングについて忘れることができそうだ。「母親になることは、世界で最も素晴らしい感覚です。今後数週間、彼女と家で過ごす時間が待ち遠しいです。」

一方、現在女子ツアー最多勝を挙げているウォズニアキは、デンマーク人女子選手として初めてのグランドスラム決勝進出を果たしたが、この2週間は彼女にとって大きな経験となり、決勝では敗れたものの、その表情には満足そうな笑みがあった。

2年以上もブランクがあり母親でもあるクレイステルスが、今大会で5人ものトップ20選手を破りタイトルを獲得したことにより、現在の女子テニスツアーのレベルについて議論が巻き起こるかもしれない。また最近では、2008年に現役女王のまま引退したJ・エナン(ベルギー)が復帰する話まで浮上している。

しかし、クレイステルスが今大会で初優勝を飾り、ファミリーボックスへ駆け上ったのはわずかに4年前のこと。

優勝スピーチで愛娘の方に目をやり「今日は彼女の就寝時間を少し遅くしました。だから彼女もここにいることが出来ます。」と語ったクレイステルス。その表情は、すでにテニスプレイヤーから母親へと変わっていた。

(2009年9月14日14時46分)
その他のニュース

10月28日

ダニエル太郎 結婚後初の白星 (20時50分)

坂詰姫野 番狂わせで初戦突破 (20時05分)

西岡良仁 6連勝で初戦突破 (18時57分)

【1ポイント速報】西岡良仁&ダニエル太郎 1回戦 (15時55分)

清水悠太が今村昌倫下し初戦突破 (15時35分)

シナー 世界1位奪還の条件 (14時49分)

試合後にムーンウォークとラケット破壊 (13時44分)

2年5ヵ月ぶりトップ10復帰 (10時06分)

ディミトロフ 3ヵ月ぶり復帰戦白星 (9時07分)

西岡良仁 目標の1つをクリア (7時57分)

10月27日

日本大学が王座2連覇達成 (21時08分)

白石光 ダブルヘッダー制し優勝 (19時39分)

17歳・園部八奏 健闘で順位上げる (13時18分)

西岡良仁 前週Vで世界ランク上昇 (11時53分)

19歳フォンセカ優勝、次のジョコ? (9時49分)

シナー 逆転勝ちでツアー22度目V (8時28分)

10月26日

王座女子 関西大学が初優勝 (20時00分)

アルカラス「今年は違う」 (18時32分)

40歳ワウリンカ 現役続行の意思示す (17時29分)

4試合中2試合棄権で準V (17時19分)

東レPPO初V「大きな名誉」 (16時26分)

西岡良仁 3年9ヵ月ぶり7度目V (15時17分)

完勝で東レPPO初優勝 (13時31分)

【1ポイント速報】ベンチッチvsノスコバ 東レPPO決勝 (12時03分)

19歳 ブラジル初のATP500決勝進出 (8時40分)

シナー 今季10大会中8大会で決勝へ (7時39分)

10月25日

東レPPOで10年ぶり決勝「全力で」 (20時08分)

青山修子「良いプレー出せなかった」 (19時11分)

青山修子ペア 東レPPO準決勝敗退 (16時58分)

【1ポイント速報】青山修子ペア 東レPPO準決勝 (15時41分)

10年ぶり 東レPPO決勝進出 (15時24分)

異例 準々決勝でシード3名が棄権 (14時51分)

西岡良仁 3年8ヵ月ぶり決勝進出 (13時46分)

ルバキナ 東レPPO準決勝を棄権 (12時20分)

シナー 曲者撃破「厳しかった」 (10時27分)

チャレンジャー賞金 過去最高額に (9時27分)

ズベレフ 8度目の最終戦出場へ (8時12分)

【動画】“ムーンウォーク”披露するベルグス! (0時00分)

【動画】ディミトロフ 復帰戦白星!勝利の瞬間! (0時00分)

【画像】西岡良仁 3年9ヵ月ぶりチャレンジャー大会優勝! (0時00分)

【動画】19歳フォンセカ ATP500初V!優勝を決めた瞬間! (0時00分)

【動画】シナー 逆転勝ちでV!ズベレフ撃破し優勝を決めた瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!