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テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会14日目の13日、男子ダブルス決勝が行われ、第4シードのL・ドロウィー(チェコ共和国) /L・パエス(インド)組が、第3シードのM・ブパティ(インド)/M・ノウルズ(バハマ)組を3-6, 6-3, 6-2の逆転で下し、見事タイトルを獲得した。
雨による影響で2日遅れでスタートした決勝戦は、ブパティ/ノウルズ組が2度のブレークに成功し第1セットを先取する。しかし、準決勝で今大会第1シードのB・ブライアン(アメリカ)/M・ブライアン(アメリカ)組を破っているドロウィーとパエスが第2セットで巻き返し、試合はファイナルセットに突入する。
第3セット序盤でブレークに成功したドロウィー/パエス組は、このセットで再度ブレークに成功すると、このセット3本あったブレークピンチを全て守りきり、2時間3分で栄冠を手に入れた。
試合後、36歳のパエスは木曜日に行われたミックスダブルス決勝で肘を負傷していたことを明かした。「今朝起きたとき、プレーできるかどうか分からなかった。正直に言うと、ボールを打つたびに痛みが走って、試合終了まで耐えられるか分からなかった。今日の僕の仕事は痛みに耐えてミスをしないことで、後はルーカスのマジックに任せていた。上手く行って本当に良かったよ。」
今年で3年連続となる今大会決勝の舞台に臨んでいた、26歳のドロウィーは「ここではすでに2度の決勝進出をしていますが、今日は特別な試合でした。今日の僕らはチームとして良いプレーをしました。僕が良いプレーしたとか、彼が良いプレーをしたとかは問題ではなく、チームとして勝ちました。今年2度目のグランドスラム優勝なんて、素晴らしい気分です。」と、チームでの勝利を強調すると共に、喜びを語った。
今回の優勝で、パエスは通算5度目、ドロウィーは通算2度目となるメジャータイトル獲得となった。
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