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テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会13日目の12日、女子シングルス準決勝が行われ、第9シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が、ノーシードから勝ち上がってきたY・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-3, 6-3のストレートで下し、初のグランドスラム決勝進出を果たした。
ウィックマイヤーとの19歳対決を制したウォズニアキは「グランドスラムの決勝でプレーすることは夢でした。そして、それが叶いました。もう何も失うものはありません。」と語り、その表情は喜びに溢れていた。
通算11度目のグランドスラム出場で決勝進出を果たしたウォズニアキは、K・クレイステルス(ベルギー)とタイトルを争う。クレイステルスは、ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)を6-4, 7-5で下し、決勝進出を決めている。
マッチポイントでウィックマイヤーの放ったフォアハンドがサイドアウトとなった瞬間、ウォズニアキは信じられないといった表情で口を手でふさぎ、崩れるようにネットに歩み寄った。ウォズニアキは、ウィックマイヤーがストロークに四苦八苦する中、最後の4ゲームを連取し試合を決めた。
この試合で40本もの凡ミスを犯したウィックマイヤーは「彼女はミスをしなかった。彼女はひたすらボールを返し続けていました。本当に素早い動きでした。」とコメントを残した。ウォズニアキが犯したエラーは、わずかに14だった。
奇しくも19歳同士の対戦となった試合は、第1セットだけで4度のブレークに成功したウォズニアキがセットを先行する。第2セットに入ると、ウィックマイヤーが序盤でブレークに成功し、ゲームカウント3-2とリードを奪う。しかし、そこからウォズニアキが巻き返し、1時間36分で決勝への切符を手に入れた。
決勝でクレイステルスとの対戦が決まったウォズニアキは「私達は両方ともファイターです。私達は勝ちたいですし、このグランドスラムに優勝したいのです。決勝はタフな試合になるでしょう。」と、日曜日に予定されている決勝への意欲を語った。
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