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女子テニスツアーのAEGONクラシック(イギリス/バーミンガム、賞金総額22万ドル、芝)は12日、シングルス準々決勝が行なわれ、元世界ランク1位のM・シャラポワ(ロシア)が、Y・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-1, 2-6, 6-3のフルセットで振り切り、昨年5月以来となるツアー準決勝進出を果たした。
肩の手術から復帰後、3回目となる準々決勝に臨んでいた22歳のシャラポワは、第2セットでは自身のサーブに苦しみ、19歳のウィックマイヤーに2度のブレークを許し、セットオールに追いつかれてしまうが、第3セットでは序盤で2度のブレークに成功、ゲームカウント5-1と大きくリードを奪い、そのまま逃げ切った。
10ヶ月もの長期に渡るツアー離脱の原因となった肩を守るために、改良したサーブを試みているシャラポワであったが、この日は11本ものダブルフォルトを犯している。
試合を振り返ってシャラポワは「勢いを失って、予想していたより多くのエラーをしてしまったの。そのことで彼女が自信を持ってしまったわ。彼女に時間を与えると、とても積極的なプレーをしてくる。それに彼女がブレークに成功した時も、彼女はしっかり振り切ってきたし、何本か素晴らしいショットを決めてきたわ。」とコメントした。
シャラポワは準決勝で、第4シードのN・リー(中国)と対戦する。リーはS・ボーゲル(スイス)を6-3, 7-6 (7-3)で破り、準決勝進出を決めている。
もう一方の準決勝では、第13シードのM・リバリコワ(スロバキア)と、S・ミルザ(インド)が決勝進出を争う。リバリコワはU・ラドワンスカ(ポーランド)を6-3, 6-3で、ミルザは第16シードのM・シンク(ハンガリー)を6-1, 7-6 (7-4)で、それぞれ下し準決勝進出を決めている。
つい最近、手首の怪我から復帰したばかりのミルザは、今大会でのパフォーマンスが今後の励みとなるようだ。「試合ができ、勝利することが出来てとても嬉しいです。また手首が治っていることが何よりも嬉しいことです。」
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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