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5月3~9日にかけてイタリア・ローマで開催されるBNLイタリア国際女子(賞金総額2百万ドル、レッドクレー)。今年もトップ10選手のうち8人が出場し、豪華な大会となっている。
第1シードは世界1位になったばかりのD・サフィーナ(ロシア)。サフィーナは背中の故障で昨年の今大会を欠場したが、今年は大丈夫なようだ。サフィーナは今大会と相性がよく、2006年には世界19位ながら3人のトップ10選手を撃破し、決勝まで進んだ。決勝ではM・ヒンギス(スイス)に敗れたものの、世界にその存在をアピールした。
第2シードは元女王のS・ウィリアムズ(アメリカ)。セリーナは2002年の今大会で優勝しており、今季も全豪で優勝するなど好調。今大会ではどんな戦いぶりを見せてくれるのか楽しみだ。
第3シードも元女王のJ・ヤンコビッチ(セルビア)。オフシーズン時の過剰なトレーニングもあって今季は調子をやや落としているヤンコビッチだが、マルベーリャの大会では優勝し、また2007年、2008年の今大会でも優勝している。
第4シードはV・ウィリアムズ(アメリカ)。ヴィーナスは今シーズン、ドバイとアカプルコの大会でタイトルを獲得しており、ツアー41勝をマークしている。今大会では1999年に優勝している。
その他、第5シードはA・イバノビッチ(セルビア)、第6シードはV・アザレンカ(ベラルーシ)、第7シードはポルシェ・テニス・グランプリで優勝したばかりのS・クズネツォワ(ロシア)、第8シードはN・ペトロワ(ロシア)。ペトロワまでの8人は1回戦がバイ(不戦勝)となっている。
第9シードから第16シードまでは、順番に、C・ウォズニアキ(デンマーク)、A・ラドワンスカ(ポーランド)、M・バルトリ(フランス)、F・ペネッタ(イタリア)、A・コルネ(フランス)、鄭潔(中国)、A・メディーナ=ガリゲス(スペイン)、K・カネピ(エストニア)。コルネは昨年、予選勝者ながら決勝まで進んでおり、今年はどんなプレーをみせてくれるか気になるところだ。
今大会は歴史ある大会で、途中で中断がありながらも1930年から開催されている。過去最多優勝はC・エバート(アメリカ)の5勝で、G・サバティーニ(アルゼンチン)、C・マルティネス(スペイン)がそれぞれ4勝と後を追っている。
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