男子テニスツアーのSAオープン（南アフリカ/ヨハネスブルグ、賞金総額５０万ドル、ハード）は金曜日に準々決勝を行い、第１シードのＪＷ・ツォンガ（フランス）が第７シードのＫ・フリーゲン（ベルギー）を6-4, 6-1のストレートで下し、準決勝進出を決めた。試合時間は１時間強だった。
シーソーゲームとなった第１セットだったが、まずは第８ゲームでツォンガがブレークに成功して5-3とリードする。しかし意地を見せるフリーゲンは第９ゲームでツォンガのサービスをブレークし、試合は5-4に。
フリーゲンは第１０ゲームでサービスをキープすれば5-5と追いつくところだったが、大事な場面でダブルフォルトを犯して万事休す。第１セットを手放すと、第２セットはツォンガに圧倒された。
ツォンガは準決勝でＦ・ジル（ポルトガル）と対戦する。ジルは準々決勝で第４シードのＧ・ガルシア=ロペス（スペイン）を7-6(8-6), 6-3のストレートで下し、大金星を挙げての勝ち上がり。
ドローの他の山では、第２シードのＤ・フェレール（スペイン）が第８シードのＭ・バグダティス（キプロス）を7-5, 6-2のストレートで下し、同様に準決勝に駒を進めた。
フェレールは特に苦戦することもなく第１セットを奪うと、第２セットでも第３ゲームでブレークに成功、勢いを持続し、そのまま試合に終止符を打った。
フェレールは準決勝で第５シードのＪ・シャーディ（フランス）と対戦する。シャーディは準々決勝で予選から勝ち上がった同胞のＳ・ドゥショーナック（フランス）を7-6(7-4), 6-3で退けた。
シャーディは第１サーブが入った３８ポイントのうち３５ポイントを奪い、またドゥショーナックには６本のブレークポイントを握られたものの、うまくかわした。
ドゥショーナックは１回戦で第３シードのＭ・グラノジェルス（スペイン）を下して大番狂わせを演じていたが、シャーディの前に力尽きた。
今大会の優勝賞金は７万９０００ドル、優勝ポイントは２５０。
（2009年2月7日13時20分）
世界6位が予選勝者に金星献上 
