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先週の日曜日に行われた今季最初のグランドスラムである全豪オープンの決勝戦で、見事R・フェデラー(スイス)を下しスペイン人として初の王者に輝いた世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は、男子国別対抗戦であるデビスカップへの出場と昨年に続く2連覇へ意欲的であることを明らかにした。
全豪オープンの決勝戦では、P・サンプラス(アメリカ)の持つグランドスラムでのシングルス優勝記録へあと1勝と迫った同2位のフェデラーに対し、これまでハードコートでの4大大会制覇がないナダルが、フルセットの接戦を制して、その記録を阻み世界ランク1位の実力を見せ付けた。
昨年のデビスカップでも、決勝進出の立役者となったナダルだったが、11月に行われたその決勝戦は、右膝の怪我から出場を断念せざるを得なかった。敵地アルゼンチンで行われた決勝戦では、そのナダルの欠場からアルゼンチン優勢の声が高かったが、E・サンチェス監督と共にチーム一丸となり見事な勝利を収め、スペインが3度目の優勝を飾った。
今後は来週ロッテルダムで行われるABNアムロ世界テニス大会、2月23日からドバイで行われるバークレーズ・ドバイ・テニス・チャンピオンシップスへの出場を予定しているナダルは、その後3月6日から8日に行われるデビスカップのワールド・グループ1回戦のセルビア戦をすでに視野に入れている。
「ロッテルダムとドバイでも好成績を残せるように願っているけど、自分の目標はデビスカップなんだ。去年の決勝戦は怪我でプレーができなかったからね。今年は決勝の舞台に立って、その優勝が夢なんだ。」と語るナダルは、2004年に優勝した時にも決勝戦で当時世界ランク51位だったナダルが同2位のA・ロディック(アメリカ)を下すなど活躍を見せていた。
今年はサンチェス監督から新監督としてA・コスタ(スペイン)が選ばれ、1回戦では地元ベニドームへセルビアを招いて行われる。地元の声援を背に、強豪セルビアを下し2連覇へ向けて好発進を目指す。
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